アニメ『あひるの空』マネージャーとしてキュートな七尾奈緒が加入！　がぜんやる気になった部員たちは……第10話

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　向武史原作のバスケットボールに打ち込む高校生たちの姿を瑞々しく鮮やかに描いたバスケットボール漫画、「あひるの空」（週刊少年マガジン連載/講談社）。
累計部数2400万部を超える大人気作品が、連載開始から15年、待望の初テレビアニメ化！ 第10話がオンエアされた。

#10　マネージャー
関東大会での丸高の試合を見て、さらにやる気に燃えるクズ高のメンバーだったが、練習中に空のバッシュが壊れてしまう。母からもらった大事なバッシュを修理してもらおうと駆け回って見つけたスポーツショップは、隣のクラスの七尾奈緒の家だった。そそっかしいところのある奈緒だが、空のプレーに合わせたシューズのアドバイスをしたり、修理の間にも練習できるよう、自分のバッシュを貸してくれるなど丁寧な応対。しかも空がバスケをする姿をかっこいいと…。初めての経験にドキドキする空が翌日体育館に行くと、そこにはマネージャーとして入部した奈緒の姿があった。

　再始動となったクズ高男子バスケ部。しかし練習内容が単調なこともあり、向上が難しい状態だということが発覚。誰か指導者が欲しいと思っている中、空の大切なバスケットシューズが壊れてしまうというアクシデントが。

　母からもらった大事なもののため、代替品の購入ではなく修理を希望して複数のスポーツショップをめぐる空だが「これなら新しいのを買ったほうがいい」と、どこの店でも修理を受け入れてもらえない。

　そんな中、最後に立ち寄ったスポーツショップは隣のクラスの女子七尾奈緒の家。ここが修理を請け負ってくれることになった。

　今まで会話したことがなかったが奈緒は丸高との試合を見ていたために空のプレイスタイルを知っていたり、身長が似ていることから親近感を持ったりともしかしてこれは恋の予感!?　とときめく空。

　全部自分に気があると思える強メンタル……。しかし奈緒は小さくてドジっ子で顔もかわいい。こんな子に「バスケしてる姿がかっこいい」と頬を染めて言われたら勘違いしちゃうのもしょうがないですよね。そんな妄想から夜眠れなくなってしまい、全校集会どころか授業すべてを寝過ごして部活から参加するとなにやら異変が……。

　やる気はあったもののどこか不真面目な様子があった千秋をはじめ、部員全員がなっぜかキリっとしてみるからにテキパキと動き活気がみなぎっている。一体これは？　と思ったところ、顧問の五月先生から男子バスケ部にマネージャーが入部したことを知らされる。

　そのマネージャーは昨日空をドギマギさせて眠らせなかった張本人、奈緒。彼女の登場が部員たちを奮い立たせていたようだ。特に千秋の勘違いはすさまじく、奈緒は自分に気があると思い込んでやる気をみなぎらせている。いつもの感じなら結果は見えているが、勘違いしていたほうがみんな幸せな気もする。

　奈緒は女子バスケ部の円とも中学時代からの知り合いらしく、思い出話に花を咲かせる。奈緒から見て男子バスケをどう思うか問われた際に「選手たちはいいが、このチームで試合に勝てるとは思えない」とすっぱりと言い切る奈緒。

　この発言を聞いた部員たちは当然かちんときてその発言の根拠を求める。しかし円は彼女がいうなら間違いない、証明のために女子バスケ部と試合をするかと提案する。それにもごね始めた男子部。しかしもし男子が買ったら女子が裸になるならやってもいいと確実にアウトな要求を出してくる。

　もちろんここで却下になってお話は終わりかと思いきや、なぜか奈緒がその要求を快諾。しかしその裸になるのは円、と指定を付けてしまう。

　練習試合の話を持ち掛けたのは円だからという理屈は無茶苦茶だが、それほどに奈緒は自分の言葉に自信を持っているということだろう。

　馬鹿な男子たちは円の裸という条件にがぜんやる気を見せる。果たして、男子部VS女子部の試合結果はどうなるのか！？
（文＝三澤凛）