『ドラえもん』ひみつ道具「室内旅行機」と「立体映写機」が“激似”!? 実は同じ道具だった……

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テレビ朝日「ドラえもん」公式サイトより

 12月7日にTVアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)が放送され、ネット上で「名前が違うだけで、先週のひみつ道具と一緒www」と話題になっている。一体どういうことなのか、ネットの声とともに紹介していこう。

 話題になっているのは「野比家、夢の温泉旅行」の回だ。のび太とドラえもんは、どんな景色も部屋に映し出せるひみつ道具『室内旅行機』を使って、アフリカのジャングルなどを部屋に投影していると、パパが部屋に入ってきた。立体映像のヒョウを本物だと思ったパパは慌てて部屋を飛び出すも、ママを連れて戻ってきたときにはヒョウはおらず……。

 そこでママに怒られてしまったパパ。そこで「どこかに出かけたい」というママの願いをかなえるために、ドラえもんの室内旅行機を使って家を“温泉旅館”にすることにしたのだった。

 しかし、ここで登場した『室内旅行機』が、先週放送の「ピクニックで先をこせ」で登場した『立体映写機』に“激似”だとネット上でツッコミの声が続出。比較してみると、台座にのって、左右の両サイドに“投影機”のような球体がついている姿は、ほぼ同じだ。そのため、ネットユーザーたちからは「室内旅行機と立体映写機ってどこがどう違うんだ?」「急募 ドラえもんの立体映写機と室内旅行機の違い」と疑問の声が噴出する事態になっていた。

 テレビ朝日系のドラえもん公式サイト内には「ひみつ道具カタログ」というものがあるのだが、ここのには「立体映写機」はなく「室内旅行機」だけが掲載されている。ちなみに、新しいひみつ道具が登場する度に“新着アイテム”として追加されていくのだが、今回は『多目的お守りは責任感が強い』の回で登場した『多目的おまもり』が追加されていた。

 問題の「立体映写機」がこのカタログに掲載されないのには理由がある。というのも、ドラえもんに登場したひみつ道具が約1600個紹介されている『ドラえもん最新ひみつ道具大辞典』(小学館)では、「室内旅行機(立体映写機)」と2つは同じものとして紹介されているのだ。

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「ひみつ道具カタログ」でも<『立体映写機』ともよばれている>との記述が。

 つまり、先週登場した『立体映写機』と今回登場した『室内旅行機』は全く同じ道具。ネットユーザーの中には「同じ効果、同じ見た目で違う名前がいくつもある道具の筆頭、室内旅行機!」「立体映写機だったり、室内旅行機だったり同じ形でも名前変わるよね」と、同じ道具なのに名前を変えて登場していることに気が付いている人もいるようだが、まだまだ世間にはあまり知られていない『ドラえもん』の謎のひとつだ。

 ほかにどんなものが名前を変えて登場しているのか? また別の見方で『ドラえもん』を見てみると、新しい世界が広がるかもしれない。

(アーヤ・凛/ライター)

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