アニメ『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』身食いによりマインの命が風前の灯…ルッツは治療費を稼ぐが…?第10話

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『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』公式HPより

 本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』の第10話が放送された。

第十章 二度目の冬に向けて

 すっかりフリーダに気に入られたマイン。フリーダの話から、マインは身食いという病気だったことが分かる。治すためには、多額のお金がかかるらしい。そのことに気づいていたベンノは、商品についてのマインの情報を買ってくれる。さらに髪飾りの注文を受け、新しい商品のアイデアも次々と考えていくマイン。だが、そんな最中にも身食いの熱はマインを蝕んでいき……。

 マインも体になって1年目を迎え、季節は冬へと進んでいく。しかし、この体と付き合う上で切り離せない身食いの進行がマインを襲う。

 だんだん体力はついてきているはずなのだが、ふとした時に身食いが襲う瞬間が増えてきている。フリーダからマイナス思考をすると襲ってくると教わったことから、なるべく前向きな思考をするように心がけているがそれでもやってきてしまう。

 マインの体調管理をすることも仕事の一環であるルッツに、身食いについては知識もなければ対処法も持ち合わせていない。だがルッツが心配すると彼女は心配をかけないようにと無理をして笑顔を見せてしまう。

 その関係を見越したベンノは、ルッツにもっとしっかりとマインを守るようにと葉っぱをかけられる。具体的な方法としては「金をかせげ」というシンプルなもの。

 まだ洗礼式前の子供には荷が重い話だが、身食いを食い止める方法はお金がかかるというのが理由だが、そういった面でもマインを支えるという決意をもったルッツは目の色が変わったように仕事への取組み方も変わっていくのだった。

 さらにベンノは春から本格的に仕事を始めるにあたって、二人に対して条件を出す。それは身なりをきちんと整えて挨拶をすること。そして基本的な文字と数字を使えること。計算機を使えるようになることと、というもの。

 身なりが一番のハードルだというが、最初にギルドに預けていたお金でそれらを整えることができそうだ。言葉遣いを10歳未満の子供が整えるのも結構ハードルは高すぎるが、四苦八苦するルッツはかわいらしかった。

 マインがベンノに売ったチャンリンシャンの権利の中で問題が発生する。言われた通りの作り方をしているのに、なぜか完成品が売り物にならないレベルになってしまうという。このまま販売してしまうことができず、契約が不履行になってしまうという。さらに契約が不履行になると、契約した人間に死をもたらすこともあるという。

 そうなっては困る! ということで、改善案を提案するマイン。さらに商品をよりよくするために、試したことはないけれど知識として持っている情報をベンノに渡すが、その作ったことがないのに知識を知っている、ということからルッツにもたれたのと同じ不信感をベンノにもたれてしまう。

 だが、ベンノは商人なので細かいことではなく金を稼げればいい。さらにはマインが身食いに対抗できるようにと金を稼ぐようにとマインにも葉っぱをかける。お金を稼いでどの程度の治療がどういう風に受けられるかは明かされていないが、これからお金をためて間に合うのだろうか。

 ラストシーン、ベンノとルッツの前でまた身食いに襲われ倒れたマイン。いままでよりもかなり強めな衝撃のようだが、身食いに打ち勝つことはできるのか?!
(文=三澤凛)

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