ドラマ『孤独のグルメSeason8』神保町の激戦区で食べる本場のカレーに舌鼓!寒いときはスパイシーな料理が良い?第9話

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『孤独のグルメSeason8』公式HPより

 重松豊の飯テログルメドキュメンタリー『孤独のグルメSeason8』。第9話が放送された。

 今回の舞台は御茶ノ水。楽器店が多い印象もあるが、その中でも今回はヴァイオリン工房で仕事と赴いた五郎。毎回癖の強い依頼人だが、今回はちょっと変態チックだ。弓毛になる前の馬のしっぽにうっとりする変態を相手にしていたら、乾燥春雨を連想してお腹が減ってしまう。

 さっそくお店探しを開始すると、歩けば神保町に近いことを思い出し、カレーへの意欲が高まる五郎。神保町はカレーの激戦区であり。一度カレーという頭になると、他の物が目に入らなくなる気持ちはとても分かる。

 そこで見つけたのが「南インド料理」を掲げた三燈舎というお店。南インドなら確実にカレーがあるはず! と踏んで入ったお店はスパイスの香りが満ち溢れ、食欲を刺激してくる。さっそくメニューを開くと、見慣れない文字が並んでいる。

 いつものごとく他のお客さんの注文したものを観察し、メニューと見比べる。バナナの葉包みというものが気になるが、カレーだけでもかなりの種類がある。これは迷う。だがとりあえず肉か魚の二択であることは間違いない。迷いに迷ってサントウシャミールス、ガーリックチーズ ドーサ(ハーフ)、濃厚ラッシーを注文。

 最初に来たのは濃厚ラッシー。酸味を感じる濃厚さ。これは食後にまた飲みたくなるやつだ。美味しそう。そしてはガーリックチーズドーサが運ばれてくる。軽食という名のインドクレープで、ちぎって食べるようだ。ガーリックチーズってもう名前だけでも最高に美味しい。付いてきたタレのようなものと食べるようだが、赤いのは期待を裏切らない辛さをしていた。聞いたことのない名前ばかりだから、事前に味の予想がつかないところもドキドキ感があって楽しそうである。
 
 ハーフとはいえ結構しっかりとした食べごたえを満喫した五郎は、メインのサントウシャミールスを待ち構える。運ばれてきたのは不思議な定食。プレートの上には様々な料理が並んでおり、説明を受けてもまったく脳が追い付けない。

 肉のカレーと魚のカレーがついており、とりあえずルーを一口。後から真っ当な辛さがやってくる美味しさ。羨ましい。揚げたナンはどの料理にも合う最強のサブ。トーレンというココナッツ炒めは甘くて見た目との印象の違いに脳がバグを起こすらしい。

 どんどん食べ進めていき、プレート内で全てを混ぜて食べるという荒業にでる五郎。混ぜて混ぜて最後には揚げナンも砕いて振りかける。これが実に美味そうで、金曜深夜に観るには実に腹立たしいくらいに胃袋を刺激してくる。家で真似できないのが実に悔しい。

 サントウシャミールスを完食したのち、海老カレーバナナの葉包みを追加注文。もう五郎はカレーの虜である。こちらのカレーはサラサラではなくドロドロタイプ。濃厚さが五郎を襲うが、これもあっという間に完食。

 満ち足りた五郎は会計もさっそうと行うと、店側からフェンネルというスパイスとザラメを渡される。食後のガムのような消化促進のサービスで、お好みの量のザラメと一緒に口に入れると良いらしい。五郎はザラメが少なかったらしくスパイスの刺激にやられた模様。

 最後までパンチの聞いたカレーとの出会いに大満足で帰路につく五郎なのでした。ああ、カレーが食べたい。カレーが食べたい。
(文=三澤凛)

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