アニメ『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』身食いは致死率100%の病なのか?設定の細かさに感動の第9話

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『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』公式HPより

 本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』。第9話が放送された。

第九章 ギルド長の孫娘

 ベンノに連れられて商業ギルドへ行ったマインたちは、そこでギルド長に会うことになった。マインが作っているという髪飾りを見て、驚くギルド長。それは、ギルド長の孫娘・フリーダが欲しがり、ずっと探していた髪飾りだったのだ。ギルド長から、フリーダの髪飾りを作るよう依頼されたマインは、フリーダに会いに行くことに。フリーダは、可憐で可愛らしい少女だったのだが……。

 初めて自分たちの力でお金を稼ぐことができたルッツとマイン。ここで初めてこの国の通貨についての説明が行われる。

 こういう細かい設定がされているのってワクワクする。物価まではさすがに分からないものの、今回二人が稼いだ小銀貨1枚というのは、そこそこ良い値段っぽい。まだまだ洗礼式前の子供が稼ぐには大金だったのだろう。

 紙の販売についての見通しがつき、冬の間の手仕事として姉のために作っていた髪飾りも販売できないかとベンノに問う。するとそれを販売するためには、商業ギルドへの登録が必要だという。しかしその登録には若干厄介な人物が関わっているために、ベンノからしても登録許可が下りるか分からないらしい。

 案の定まだ洗礼式も済ませていない子供、しかも親の職業とは違う職への登録など許可できないと、けんもほろろに対応されてしまう。だが、ベンノはマインが売りたいといっていた髪飾りをちらつかせてギルド長の商人を得ることに成功。

 どうやらギルド長はずっとこの髪飾りを欲していたらしく販売する金額までほぼいい値で取引してもらうことになった。その値段、小銀貨4枚という破格さ。ベンノ曰く、金は取れる時に、取れるべき場所からできるだけ取るというのが商売の基本なのだという。

 契約が成立し、いざ商品に対して話し合ってみると、ギルド長は見たままのものが欲しいと言った。使うのは彼女の孫で、その洗礼式に装着するものが欲しいということだったので、マインは自ら孫娘に会いたいと申し出た。

 いざその孫娘フリーダに面会し、ドレスの色や髪色を鑑みて理想の髪飾りの希望を聞き出すマイン。フリーダの髪形がツインテールだったために、髪飾りが二つ必要になる可能性を示すと、フリーダは2つ分の料金を払うという。しかしマインは材料に必要な糸などを分けてもらった為にその必要なはい、と押し問答になってしまう

 そこでルッツが出した折衷案、2つ目は半額分の値段で作成するということで話がまとまる。しかしベンノには許せない結果だったらしく、今後の商いを考えると代金はキチンともらうことがトラブル回避のために必要だったようだ。商売って難しい。

 かくして一か月後、無事に髪飾りを納品することができたマイン。そこでフリーダと話すうちに、自身が熱に食べられそうになる件が「身食い」という病であることを知る。なんとフリーダも身食いを患っているというのだ。

 フリーダ曰く、何かに夢中になっている間は熱に食べられるようなことはないが、どこかで心が折れた利したようなときには十分注意するようにと仰せつかった。

 身食いという言葉を知ったマイン、自分の体と向き合って紙づくりのさらにその先にある自分の夢をかなえることができるのか!?
(文=三澤凛)

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