ウソだと言って! ゆうきまさみの「最後の『パトレイバー』単行本」発言にファン衝撃

 11月12日に発売された愛蔵版『機動警察パトレイバー』第1巻(小学館)。著者である漫画家・ゆうきまさみが宣伝ツイートを投下したものの、そのコメントがファンに不安を与えてしまったようだ。

『機動警察パトレイバー』は1988年から1994年にかけて、「週刊少年サンデー」(同)で連載された作品。90年には「第36回小学館漫画賞」を受賞しており、これまでに少年サンデーコミックス、ワイド版、文庫版と版を重ねているゆうきの代表作だ。アニメ・小説・ゲーム・実写映画など幅広くメディアミックスされ、様々な世代を取り込み、誕生から30年たった今もなお熱狂的なファンが多い。

 豪華ボックス仕様の愛蔵版では、過去のコミックス化で縮小掲載されてしまった扉絵も「扉絵ギャラリー」として復刻。また連載前の創作ノートからメカイラストを抽出した「コンセプトアート集」も巻末に収録された。パトレイバーの原型らしき機体や物語に登場していないものまで、様々なレイバーを見ることができる。

 作者のゆうきは愛蔵版発売に合わせてツイッターを更新し、「おそらくこれが作者生存中最後の『パトレイバー』単行本になります(笑)」と唐突に宣言。続けて「値段が若干お高いですが、函入り造本、カラーページも復刻されておりますので、お財布にゆとりがありましたら、是非お手に取っていただけると幸いです」と愛蔵版をアピールした。

「おそらく」という前置きはあるものの、サラッと“存命中最後の『パトレイバー』単行本”を公言したゆうきのツイートにファンは大慌て。ネット上には「ゆうき先生、そんなこと言わないで長生きしてバンバン出してください!」「マジかよ、どんな版型で出ようとも集める覚悟の作品なのに」「まさか『パトレイバー』の続編や新作も出ないということ? イヤだ信じたくない……」といった声が相次いでいる。

 また、ゆうきの発言で思い出されるのが、数々の名作を放ってきた宮崎駿監督。宮崎監督といえば“辞める辞める詐欺”が有名で、ゆうきファンの中には「『作者生存中最後の』ですか……。心の中で宮崎駿監督の“引退表明”と同じ引き出しにしまっておきますね」「宮崎駿という先例があるのだから、俺たちも『パトレイバー』を待ち続けような」という反応も寄せられていた。

 ちなみに愛蔵版は全16巻からなり、第1巻を皮切りに毎月1巻ずつ刊行。果たして今回の愛蔵版で打ち止めになってしまうのか。ゆうきの心変わりに期待していよう。

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