niconicoの経費削減でKADOKAWAのWebサービス事業が黒字に！　ニコニコプレミアム会員数は減少中だが……

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　今年11月にKADOKAWAが、「2020年3月期 第2四半期決算短信」を発表。今後が心配されていたniconicoを含むWebサービス事業で黒字を達成し、「とうとう復活か？」とネット上で話題に上がっていた。

　KADOKAWAによると、Webサービス事業での売上高は131億59百万円に。アニメや映画を配信している「ニコニコチャンネル」の登録者数は順調に伸びており、4月に開催された「ニコニコ超会議2019」では過去最高の来場者数を記録。営業利益15億91百万円を達成している。

　毎年開催していた「ニコニコ超パーティー」の開催が中止になるなど、営業不振が囁かれていたniconicoの母体であるドワンゴ。今年7月に「nicofarre」や「ニコニコ本社」の営業が終了したりと、「これは本格的にヤバいのでは……」などユーザーの間で噂に。他にも『ニコニコ超会議』と『闘会議』が合併開催され、niconicoの終了も秒読みかと思われた。

　そんなniconicoによる黒字達成に、ネット上からは「良かった！ ニコニコには頑張ってほしいわ」「ニコニコが実は儲かってたことに驚きを隠せない」「これは完全復活待ったなし」「YouTubeも最近飽きられてるし、復活時期としては好機なのかもね」との声が相次いでいる。

　しかし、未だに収入源である「ニコニコプレミアム会員」の退会者は後を絶たないようす。減少傾向は緩やかになっているものの、予断は許されない状況だ。今後niconicoは“完全”に復活することができるのだろうか…。