アニメ『アフリカのサラリーマン』休みボケが抜けないのは動物も人間も一緒な第8話

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　サバンナも食物連鎖もカンケーない！　アニマルサラリーマンたちのかわいく、シュールで世知辛い、資本主義会社員デイズ　第8話。

第8話「アフリカの休暇明け」
立ち上がりの遅いPCにイラつくトカゲ、ノートパソコンに踵落としするオオハシ、エクセルの使い方を忘れるライオン……と休暇明けならではの姿をさらすアフリカ商事の社員たち。そんな中、カメ社長の思いつきで荒れ気味のオフィスにお掃除ロボットが導入されたり、運動会が開かれたり…、社員一同はさらに苦楽を共にし信頼を深めていくことに…??

「アフリカの休暇あけ」
　ハワイから帰ってきて日常が戻ってきたアフリカ商事。　連休明けとか楽しい用事のあとは動物だろうと社畜だろうとみんなやる気がでない。いつもは勤勉なトカゲくんもどこかボンヤリ、ライオンも仕事のやり方を忘れてしまったりとだいぶ尾を引いているよう。

　こうなると気になるのはオオハシだが、彼はハワイに行く前から仕事をそんなに真面目にやっているタイプではなかった。通常運転で架空ブログの更新にいそしんでいた。だらけ切った空気に社長が現れ「サービス残業しろ！！」と活を入れる。さて、彼らの日常は戻るのか？

「アフリカのお掃除ロボット」
　今回は細かい話がちょこちょこある感じの構成。デスク回りが汚く掃除が行き届かないオフィス。見かねた社長がみなの給料から天引きしてお掃除ロボットを購入した。そのお掃除ロボットはオオハシをゴミと認め執拗に追いかける。

　それを見たライオンは野生の本能がうずき、じゃれついてしまったのだが、その荷重に耐えられずに崩壊。「先輩、ハウス！！」と言われて小さくなるライオンが可愛らしかった……！

「アフリカの喫煙スペース」
　喫煙所の前で変な動きをしていたライオンを目撃するオオハシたち。ライオンは最近禁煙を始めたようで、悪あがきに副流煙を吸っているのでは？と　推測したが、実はおならをして匂いをごまかすためにウロウロしていただけというお話。やっぱりここでもライオンかわいい。

「アフリカの世界」
　メインキャラクターのトカゲくんのCVは津田健次郎さん。言わずと知れたイケボ声優さん。彼の代表作といえば上位に上がるは某デュエルゲームの某社長だ。

　今回はトカゲくんがその人に。いつものようにオオハシに誘われて合コンに参加したが女子があまりにも外れだったために起こった出来事。突然の別次元に内容が頭に入ってこなかった。

「アフリカのコインランドリー」
　コインランドリ－は温かい。洗濯機の中は温かい。その中に入ってしかられるライオンが可愛いだけの話。

「アフリカの運動会」
　社内運動会が流行っていると聞いて、やりたがる社長。だがそれを聞いた社員が思うことは「休日手当は出るのだろうか？」ということだけだった。

「アフリカの夏の思い出」
　夏の思い出を殺傷ハムスターと語り合うオオハシ。殺ハムちゃんは婚活に精を出していたという。オオハシはハワイの話を引っ張るかと思ったら二股がバレたので血の目を見たという話。

「アフリカの背筋がない」
「アフリカの標語」
「アフリカのホワイジャパニーズピーポー」
「アフリカの思い出」
「アフリカの昼夜の差」

　どの回もオオハシは最低だし、トカゲくんはクール、そしてライオンは可愛い。前回がハワイではっちゃけていたから今回は小さな話が多かったのだろうか。この緩い感じ、嫌いじゃない。
（文＝三澤凛）