「Googleドライブに保存していたエロ画像が削除された」被害が相次ぐ　対抗策はあるのか？

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　Googleドライブにエロ画像を保存しておくと、勝手に削除される事象がにわかに話題になっている。

　当初は、間違って削除してしまったのかなどと思われていたようだが、次第に「自分も消された」という報告をする人が増えているのだ。

「これは最近になって起こったことではありません。以前からGoogleドライブでは性的なコンテンツなどを保存しておくと消されることはありました。一般のユーザーが読むことは少ないでしょうが、公開されている＜不正行為に関するプログラム ポリシーと適用＞には、確かにそういう文言があります」（IT企業関係者）

　ただ、最近になってエロ画像が削除される事例は増えている様子。こうした作業は自動システムで行われており、その機能が強化されたのではないかと考えられいる。

　いくら「説明書の中に書いてある」とか、自働システムが削除しているわけで人の目に触れているわけではないとはいえ、他人に自分のドライブの中身を覗かれているのは、かなり恥ずかしいこと。

　これを避けるためには、Googleドライブを利用するのをやめ、DropBOXやAmazon Driveなど別のサービスを利用するしかないだろう。現在のところ、これらのサービスでは「エロ画像が勝手に消された」のような問題は発生していない。

　しかし、今後も安全とは限らない。

「それらのサービスも違法なコンテンツや、犯罪情報などのやりとりに利用されていないかチェックはされているはずです。なにかのはずみに削除されることはありますし。中身は知られていると考えたほうがよいでしょう」（前同）

　結局、エロいものは自宅のハードディスクに保管するのがもっとも安全ということか。
（文＝大居 候）