アニメ『BEASTARS ビースターズ』レゴシがついに気づいた…これが恋かと!第7話

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TVアニメ「BEASTARS ビースターズ」公式サイトより

 擬人化された肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界を舞台に、全寮制の学校「チェリートン学園」へ通う動物たちの群像劇『BEASTARS ビースターズ』。第7話がオンエアされた。

【第7話】
 レゴシの好物は水曜日に購買部で売られるタマゴサンド。実はそのタマゴサンドの卵は、隣の席のメンドリ・レゴムが産んだものだった。購買部に卵を卸すニワトリならではのアルバイトに誇りを持っているレゴムは、より美味しい卵を産むため日夜努力を重ねていたが…

 人間以外の動物が擬人化されて共存する世界。メインストーリーに大きくからんでいなくとも、それぞれの種族がどんな感じなのかは気になるところ。今回はアバン部分で雌鶏・レゴムのエピソードが盛り込まれた。

 レゴシの好物のタマゴサンドは水曜日が格別に美味しいらしい。その水曜日に卵を提供しているのがレゴムだったのだ。

 レゴムは雌鶏として卵を産むことに並々ならぬプライドを持っており、密にそのタマゴサンドの人気が上がるのを喜んでいた。名前の関係でレゴシとは隣同士なため、彼のタマゴサンドへの評価に一喜一憂する彼女の様子が描かれる。擬人化されてるとは言っても、やはりそれぞれの本能は強く残っているということが示されるエピソードだ。

 さて本編。ハルとルイの逢瀬シーンから始まる。元々体の関係があることは明かされていたが、結構あからさまなシーンが映されると衝撃だ。そうか、シカとうさぎってできるんか……。

 二人はお互いに思いあっているようにも見えるが、ルイは血筋を守るために昔から許嫁がいるという。それゆえにひと時の恋愛とお互いが割り切って関係を続けているようだ。

 その逢瀬の場からルイが立ち去ろうとしたその時、タイミング悪くレゴシがハルを訪ねてきてしまう。ルイのほうもレゴシがハルと関係があるとは思っておらず、動揺を隠せない。

 草食と肉食に何かあるはずがない、というのがこの世界の共通認識らしく、レゴシがハルに関心をもっていることをルイもいぶかしんでいた。しかしハルのビッチという噂も重々承知しているようで、レゴシがハルにからかわれているだけなのだろうと納得しようとしていた。
 
 レゴシはレゴシで、ルイがハルと知り合いだということに違和感を覚えていた。恋愛事に疎い彼はまさか二人がそういう仲だとは思っていない様子。自分も同じ演劇部で同族のハイイロオオカミ・ジュノに仄かに想いを寄せられているのに全く気付く様子もない。
 
 裏市でもらったウサギのエロ本もジャックに見つかったりと、なんだかさんざんな様子のレゴシ。自分がウサギを好きだなんてやはりおかしなことなのだと、周りからの反応や常識などをかんがみて、少しハルと距離を置こうと考え始める。

 だが、そんな決意をしたところにタイミングよくハルは現れる。自制心をもってハルと接するが、ふと目にした光景がそれがぶち破ってしまう。

 それはルイがハルの頭をなでている場面。人目につかないような場所で、ルイが優しく頭をなで、嬉しそうにハルは微笑む。他人からみても、この二人の間に流れる空気はわかる。鈍感なレゴシにもわかる。そして気付いてしまったのだ。自分がハルに対して感じている気持ちは「恋」なのだということに。

 肉食と草食の恋。そして強大なライバル。レゴシの恋心は成就するのか? この関係が行きつく先はどこなのか……?
(文=三澤凛)

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