『ポケットモンスター』ピカチュウの生い立ちが明らかに……ピチュー時代のエピソードに「泣いた」の声が殺到

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テレビ東京「ポケットモンスター」公式サイトより

 新アニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系)が11月17日に放送スタートした。初回となったこの日、第1話「ピカチュウ誕生!」として、サトシとピカチュウが出会う前の物語が描かれた。

 舞台となったのは、カントー地方にある森の中。ピカチュウは実はピチューとして、ほかのポケモンたちと遊びながら森の中で楽しく暮らしていた。しかし、あるとき気づいたのは、自身がひとりぼっちだということ。寂しさを感じ始めたところでたまたま崖から落ちてしまい、間一髪のところをガルーラの親子に救われたのだった。

 それからピチューはガルーラのポッケで過ごすようになり、楽しく、本当の親子のように暮らしていたが、視聴者から「泣いた……」「涙が止まらない」といった大反響が集まったのは、ガルーラ親子との別れのシーンだった。

 ガルーラ親子と幸せな日々を送っていたピチューはガルーラの子どもとともに順調に成長していた。ガルーラのポッケが少し狭いくらいに大きくなったあるとき、ガルーラ親子とピチューは急な雨に降られてしまうのだった。ガルーラお母さんが雨から逃れるために懸命に走っている姿を見たピチューは自分が重いためにお母さんが走るのに疲れてしまったことに気づき、自らポッケから脱出。お母さんはそれに気づき、すぐに自分のポッケにピチューを戻し、「心配しないで」とでも言うように笑うも、ピチューはその笑顔を見て心が苦しくなるのだった。

 その晩、ピチューは2人がポッケに入って窮屈そうにしているガルーラの子どもを横目で見ながら、ポッケを脱出。ふたりは熟睡しており、ピチューがポッケから出たのに気が付かなかったようだ。ピチューは泣きそうになりながら走り出し、一度は転んでしまうものの、これから1人で強く生きていく決意をしたかのように走り出し、寝床である洞窟を脱出。遠くからふたりを見て、幸せだった幼いころを思い出し、涙を流しながら別れを告げたのだった――。

 その瞬間、ピチューは進化してピカチュウに。水溜まりに写った新しい自分の姿に喜びつつ、ガルーラ親子に笑顔で手を振り別れを告げ、森の方向に駆け出していったピカチュウ。数年後、サトシと出会うことになるようだが、それまでピカチュウがどう生きていったのか、まだ謎が残る部分にも今後焦点が当てられるかもしれない。

 この日の放送に視聴者からは、「ガルーラと暮らしてたのか……すごい泣いちゃった」「今度はオーキド博士にゲットされる経緯も観たい!」という声が集まっていた。

(福田マリ/ライター)

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