アニメ『アイカツオンパレード!』らきが空気を読めなさ過ぎてヤバイ!見ているこっちがハラハラするわ!!第6話

アニメ『アイカツオンパレード!』らきが空気を読めなさ過ぎてヤバイ!見ているこっちがハラハラするわ!!第6話の画像1 アイカツシリーズ最新作『アイカツオンパレード!』! 新たな主人公を据え、過去シリーズのアイドル達が垣根を越えて共演する新たなアイドル活動。第6話が放送された。


第6話 「キラめく四ツ星」
 らきが扉をくぐると――そこは、第25代「S4」のステージのど真ん中だった!びっくりするらきだが、如月ツバサから厳しい一言を告げられ事の重大さを思い知らされる。反省したらきは、お詫びに「何でもする」と約束してしまい……?


 今回、作画が所々崩れていたのが気になった。アイドルたちの活躍には作画なんて関係ないかもしれないが、気になるものだ。ライブパートはいつも通りの高クオリティだったが、ストーリー部分は終始残念だった。
 
 不思議な扉をくぐると、そこはライブ会場。本番中のステージにづかづかと乗り込み、マイペースに自己紹介までしてしまうらき。神経の図太さにこちらの肝が冷えるシーンからスタートだ。

 ここは第25代「S4」のステージ。ひめ、ツバサ、ゆず、夜空の4人が盛り上げていたステージに、らきが乱入したことにより客席に混乱が広がる。それをメンバーの機転によってサプライズゲストとして紹介される。

 このS4の面々の機転の利き方が大人すぎてかっこ良い。ずっと練習してきて挑んだイベントが何もしらない人間、しかもアイカツをしていると自ら口にしている子がぶち壊しに来たら、普通は怒りも沸いてくるだろうに……。

 イベント終了までは和やかにらきの登場を丸く収めたが、もちろん終了後にはお説教だ。そこでらきは、初めて自分がどれだけのことをしでかしたか知る。

 らきは謝罪の証として何でもすると宣言。それをきいた面々は、らきを付き人として使うことに。彼女を使ったらだいぶ大変なことになりそうだが……。

 はじまったS4の付き人生活。密着してみると、彼らは朝から晩まで仕事が詰まっており、そこに関わるスタッフの数を見て、らきは自分がぶち壊したステージにもどれだけの人が関わっているかを痛感する。

 本当、初回からその前向きで明るい性格が持ち味ではあるものの、らきは少々やりすぎ感が否めない。彼女にはいいお灸が据えられたわけだ。そしていかに歴代アイカツキャラクターのプロ意識が高かったかも分かる。

 S4の生番組に出演する直前に衣装が破れてしまうトラブルが発生。元々デザインにも興味のあるらきは、そのトラブルを自分のアイデアで回避。最初よりもよいデザインとして生放送に間に合わせることに成功する。
 
 その能力を認められ、彼女たちのステージに改めてゲストとして呼ばれ、らきはステージを披露することを許される。それまではあの乱入の印象からアンチが大量発生していたが、それをも覆すパフォーマンスを披露する。かくして、彼女はここでまたアイドルとして必要なことを大いに学んだのであった。

 こういう主人公が成長するエピソードも悪くない。少し成長したらきちゃんは次はどんな騒動を巻き起こすのか……。
(文=三澤凛)

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