テレ東アニメは海外で大稼ぎ！ 東宝は過去最高を更新！ なお制作会社は……【アニメ系企業の決算報告まとめ】

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　10～11月にかけて、2019年度上半期（4～9月）の決算報告が各社で行われました。おたぽる読者が興味を持ちそうなアニメ系企業の業績を、簡単にまとめて紹介しようと思います。

■テレ東アニメ、海外でガッツリと稼いでた！

　まずはテレビ各局から。我らがテレビ東京ホールディングスは10月30日、2020年3月期第2四半期連結決算を発表。売上高715億5700万円(0.7％減)、営業利益14億3000万円(33.6％減)と減収となりましたが、そのうちアニメ事業部は前年同期比19.4％増の約116億円を稼ぐなど絶好調。

　特に海外での売り上げを伸ばしていて、アニメ事業部の売上の71.1％を占め、前年同期比28.6％増の約83億円を計上しています。テレ東は先日木曜夕方のアニメ枠を減らすと発表して話題となりましたが、実は海外でがっぽりと稼いでいるのです。

　単体の作品で見ると、売上ランキングは①『NARUTO』、②『BORUTO』、③『遊戯王』、④『ブラックローバー』　、⑤『BLEACH』となっています。ジャンプアニメ強し。

　フジテレビは11月7日に、2020年3月期第中間決算を発表。経常利益は226億9200万円で、前年同期比で76億1200万増（50.1％増）。都市開発・観光事業が特に数字を伸ばしています。

　なお、フジ・メディア・ホールディングスの子会社で、映像・音楽ソフトメーカーのポニーキャニオンは売上が198億5000万円（前期比24.4％増）、営業利益は5100万の赤字でした。赤字なの!?　と驚く方もいるかもしれませんが、昨年も中間発表時では赤字で、6月に発表された年間決算では黒字に転じています。

　東京放送ホールディングス（TBS）も11月7日に、テレビ朝日ホールディングスは11月8日にそれぞれ、2020年3月期第中間決算を発表。

　TBSの経常利益は118億8000万円、テレビ朝日の経常利益は73億1800万円でした。それぞれ前年よりも微減となっていますが、この2局の決算は、アニメに関する言及が目立たなかったので、サクッと消化します。

 
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