2019年は『機動戦士ガンダム』40周年! ちょっと地味だった「ガンダム40周年プロジェクト」を振り返る

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「機動戦士ガンダム40周年プロジェクト」公式サイトより

 あと2カ月弱で幕を閉じる今年・2019年は『機動戦士ガンダム』の40周年だったわけですが、皆さんご存知だったでしょうか?

 記念すべき周年だっただけに、本年は『ガンダム』周りでさまざまな動きがありましたので、その足跡を紹介します。

■40周年なのに地上波で放送された新作『ガンダム』は何と0本!

 やはり、新作TVアニメを期待したファンもいたと思いますが、19年に地上波で放送された新作『ガンダム』シリーズは何と0本でした(BS11で1本のみ放送)。

 一応、OVAシリーズとして制作され、劇場上映もされた『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を全13話に再編集。40周年プロジェクトの一環で、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星』と題し、4月から8月にかけてNHK総合で放送されましたが、残念なことに新作とは言えません。

 13年~14年に放送された『ガンダムビルドファイターズ』は、『ガンダムビルドファイターズトライ』(14~15年)、『ガンダムビルドダイバーズ』(18年)とシリーズを重ねましたが、シリーズ新作の『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』は、ガンダム公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」での配信です(19年10月より配信中/BS11で放送中)。

 また、『SDガンダムワールド 三国創傑伝』も海外版ガンダムインフォ内の公式サイトにて配信されました。『ガンダム』シリーズほどの知名度があれば、資金がかかるTV放送を回避してネット配信で収益を、というのも理解できる話ですが、TVなしは普通に寂しいですよね。

『ガンダムビルドファイターズ』を除くと、『ガンダム』シリーズは、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(第1期:15~16年、第2期:16~17年)、『ガンダム Gのレコンギスタ』(14~15年)、『機動戦士ガンダムAGE』(11~12年)といった、2010年代にTVで放送されています。

 この3作品は話題性こそ抜群ですが、大ヒット! 収益好調! 視聴率バッチリ! という文脈で語られるシーンに出くわしたことがあまりありません。続編がTVアニメとして放送されたケースもありません。寂しい限りです。

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