ドラマ『ニッポンノワール ー刑事Yの反乱ー』”NN”とは一体…?いまのところ警察は信用するなということしか伝わらない第4話

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ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」公式サイト

 『3年A組』『あなたの番です』と視聴者を熱中させてきて枠でまたも注目のドラマがスタートした。『3年A組』から半年後という設定で今回も話題を掴むことができるのか、期待が募る『ニッポンノワール ー刑事Yの反乱ー』。第4話がオンエアされた。

 とりあえず警察の上層部は信用するな、ということだけはひしひしと感じるこのドラマ。誰もかれも怪しいというか、日本の警察が腐っているということを突きつけられて、そういった大きな組織が国を動かしているという事実に視聴者は絶望するしかないのだろうか……。

 前回、才門の発言により一気に怪しくなった南武。彼は警視庁捜査一課長であり、今回の事件が一度上層部により本城のせいとして片づけられそうになった際に、自身が指揮をとり捜査を続けると宣言した人物だ。

 しかし、このように突然憶測がつながっていくことに、咲良は違和感を抱いている。この答を導くように、誰かが仕向けていると。一体それは誰なのか。この事件自体が警察が作り出したことがきっかけで動いていて、誰かを犯人として仕立てようとしているならあり得る話だ。

 南武を犯人だと思って疑って調べてみると、碓氷殺しのアリバイとしてあったアメリカ行きも偽装だったことが判明し、どんどん印象が悪くなる南武。しかも彼は克喜の父親ではないかという疑惑も出てきた。これも才門が言っただけなので信ぴょう性は薄い。しかし、碓氷は生前克喜の父親については「言いたくない」と言葉を濁していた。

 一方そのころ、碓氷班の刑事江國も真犯人から匿名の電話を受けていた。取引に応じれば彼の病気で苦しむ妻を救ってやるという。

 この手法は、元刑事だったという深見が言っていた南武のやり方に酷似するが……。毎回「怪しい」となった人物が死んだり大怪我をする印象だが、今回も南武はピンチ似合う。

 彼を怪しむ清春たちの会話を聞いてしまった克喜が、母が死んだ日に彼が日本にいたことを示す写真を持っていると南武を呼び出した。しかしこの呼び出しは盗聴されており、ガスマスクをかぶった男がこの密会の場所に現れ南武を襲う。

 清春が間一髪彼を助け、ガスマスクの男を追うが、その場で清春にたいして「NN」というマークをかざすと、清春はその場で意識を失ってしまう。清春は何か暗示にかけられているのだろうか。才門が清春の前でわざとらしくいう英語、マスターが清春に飲ませているドリンクなど、起爆となるような行動が彼の周りにはあるような気がする。一体何が……?
 
 そして、もうろうとした意識から目を覚ました清春は、忘れていた碓氷の記憶の一部を思い出す。その一部は「あたなの子供よ」と清春に向かって語る碓氷の姿。

 克喜が清春の子供?! 二人はそういう関係だったのか? そして「NN」ニッポンノワールとはいったい?? 

 どんどんこじれていく物語は、いったいどこに向かっていくのか。次回、「第一章完」の文字が。第一章とはどこまでを示すのか。次回、目が離せない。
(文=三澤凛)

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