『サイレントヒル』新作発表も「スロットかよ……」の声　シリーズファンに『P.T.』の悪夢再来

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　プレイヤーを恐怖のどん底に叩き落としてきたホラーゲーム『SILENT HILL（サイレントヒル）』シリーズ。コナミの事業会社「Konami Gaming, Inc.」が新作を発表したものの、“スロットマシン”での登場にファンから落胆の声が上がっている。

「Konami Gaming, Inc.」公式YouTubeチャンネルは、今年10月に動画「G2E 2019：New Cabinet Innovation」を公開。その中で『サイレントヒル』のスロットマシンを含む機種が登場し、プレイ画面らしきものも映し出された。

“ホラーゲームの名作”として知られる『サイレントヒル』が誕生したのは1999年のこと。プレイステーションをプラットフォームにして登場し、かつては美しい観光地でありながら、霧が晴れることなくゴーストタウンと化した「サイレントヒル」が舞台となった。ジリジリと襲いかかる恐怖や独自の世界観は多方面から高い評価を受け、ハリウッドで映画化されるなど海外でも多くの支持を得ている。

　しかしシリーズは13年2月発売の『SILENT HILL：Book Of Memories』を最後にストップした状態。また、シリーズファンをヤキモキさせたのが、『メタルギア』シリーズでおなじみの小島秀夫監督による新作プロジェクト騒動だ。新作には映画監督のギレルモ・デル・トロや俳優のノーマン・リーダスが参加し、ティザータイトルとして『P.T.』を発表。しかし、その後“開発中止”が判明した上に『P.T.』も配信停止となり、新作を期待していたファンから悲鳴が上がることになった。

『サイレントヒル』の新作がスロットマシンだったことで、多くのファンがショックを隠しきれない様子。ネット上には「サイレントヒル新作って聞いてすっ飛んできたのに……」「『P.T.』のドタバタがあった上で新作スロットを発表するなんて、コナミさんは鋼のメンタルですね」「ファンから批判されるのは火を見るより明らかなのに、平気でやっちゃうとかサイコパスかよ」「まぁこれはこれで悪夢だけどな！」といった声が相次いだ。

『サイレントヒル』シリーズ最新作がアナウンスされる日はくるのか。希望を捨てずに待ち続けよう。