アニメ『BEASTARS ビースターズ』肉食獣が覚醒?舞台で流血の殴りあい…第4話

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 擬人化された肉食獣と草食獣が生活・共存をする世界を舞台に、全寮制の学校「チェリートン学園」へ通う動物たちの群像劇『BEASTARS ビースターズ』。第4話がオンエアされた。

 医務室で目を覚ましたルイは、自分が足を骨折していたことを知る。急遽ルイの代役として2年生のベンガルトラ・ビルが選ばれ、さらにビルの代役として、レゴシも初めて舞台に立つことに。ところが、本番直前にレゴシはあることに気づいてしまう…

 主役が倒れた舞台……誰が考えてもピンチな状況だ。もちろん二日目はすぐにやってくる。皆目当ては主役のルイだ。

 自分が出れなくなったことを瞬時に悟ったルイは、即座に代役をベルガルトラ・ビルに決める。

 努力やその場の判断力が基準になったようだが、人気絶頂の人の後釜というのはプレッシャーだ。そのプレッシャーによるものなのか、はたまた彼自身の素養によるものか、彼は舞台の直前にある行動をとる。

 ビルがルイの代役になったことにより、ビル役の代役にはレゴシが選ばれる。ビル曰く、ポカをしてもまぁなんとかなるようなちょい役だ。しかし裏方だけをずっとやってきたレゴシにとってはどんなにちょい役だとしても大事だ。

 運動神経がないからなどと言っていたが、稽古がはじまるとさすが肉食獣。しかし、レゴシは肉食獣が目立つべきではないという考えをしているようで、演劇部でいつも裏方ばかりを担当していたのにはそういった理由もあるようだ。

 一方、ビルは急な主役の抜擢に緊張と高揚を覚えていた。気持ちも大きくなり、彼は本番直前にドーピングを試みる。それは、ウサギの血。一般的に肉食獣が草食動物の血を手に入れることは禁じられている。しかし裏ルートというのはどこにでもあるものだ。

 ビルは「正当なドーピングだ」といい、止めようとしたレゴシを逆にたしなめそのままステージに上がってしまう。

 幕が上がった演劇部の舞台。ルイではない主人公に観客は戸惑うが、物語は進行していく。レゴシはそれでもビルのドーピングを許すことができず、その正当なドーピングの成果を見せてみろと、台本や練習ではなかった動きで彼を追い詰め、殴り続ける。

 しかし、高揚したビルはレゴシに爪を立てて対抗する。血が滴るほどの傷を負い、このまま倒れれば舞台としては成立するが‥‥…。

 そんな時に突然ルイが舞台へと上がってくる。彼はレゴシを守り、ビルから主役の座を奪い返し、さっそうとセンターへと踊り出る。

 ここまでの舞台は一体なんだったんだ、というほどに圧倒的主役感。一瞬でその場を制圧した。

 レゴシに「お前は正しい」とささやき、舞台は終わりを告げるが。いったいこの舞台を見た観客は何を思うのだろうか。

 面子をつぶされた形になったビルはどうなるのか。ルイは足の痛みは今後に影響しないのか。ルイを追っていた新聞部は、どんな記事を書くのだろうか。
(文=三澤凛)

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