うぽつを知らないだと……? 死語になったオタク用語3選

●香具師

 まずはネット上で“ヤツ”や“あいつ”などを意味する「香具師」について。実際に香具師は日本で古くから使われている言葉だが、もともとの意味は芸を披露する商売人やテキヤを指している。しかしネット上では“ヤツ”を“ヤシ”に変換する言葉遊びが流行。言葉遊びの流れの中で“ヤシ”を漢字に変換し、「香具師」として表記されるようになったとされている。使い方は“ヤツ”や“あいつ”を、そのまま香具師に入れ替えるだけのシンプルなものだ。

 オタク用語の中では最古参と言われており、ネット掲示板の“2ちゃんねる”ができる以前に有名な“あやしいわーるど”で使われていたのが始まり。それ以降掲示板で長年にわたって利用されるようになった。現在では見かける頻度は少ないものの、ツイッターなどのSNS上でも使われているのが確認できる。

●半年ROMれ

 お次は匿名掲示板などでその場の空気を読めないレスや、基本的なことを調べずに書き込みをした人に発せられる「半年ROMれ」。ROM(ロム)とは“Read Only Member(閲覧だけしているユーザー)”の略称。主に初心者や中二病的な発言をする者が的外れなコメントをしたときに、“半年ROMれ”と返されることが多い。

 排他的にも感じる「半年ROMれ」というワードだが、実践することでコミュニティ内の“独自ルール”や“空気”を知ることができるという意見も。ネット上では「言われた当時は排他的だなぁと思ったけど、おかげでネチケットを学べた気がする」「“半年”って期限はあながち間違ってない」「今思えば、見て学べって意味だったのかもしれないな」といった懐かしむ声が上がった。つい最近も「半年ROMは大切だった説」が再び浮上したばかりだ。

うぽつを知らないだと……? 死語になったオタク用語3選のページです。おたぽるは、その他ホビーの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!