ドラマ『ニッポンノワール ー刑事Yの反乱ー』南武修介の暴走が始まる 十億円強奪事件の実行犯と警察意外な接点とは?

ドラマ「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」公式サイト

「3年A組」「あなたの番です」と視聴者を熱中させてきて枠でまたも注目のドラマがスタートした。 「3年A組」から半年後という設定で今回も話題を掴むことができるのか期待が募る『ニッポンノワール ー刑事Yの反乱ー』第3話がオンエアされた。

#3 容疑者才門
「碓氷薫(広末涼子)殺害事件」と「十億円強奪事件」。
警視庁捜査一課が追い続けた2つの事件は死亡した理事官・本城諭(篠井英介)の犯行ということで幕を閉じた…かのように見えた。
「本当に本城が首謀者なのか…」
「俺にハメようとした黒幕も本城だったのか…」
明らかに何者かによる事件の早期幕引きの狙いが見え隠れする中、遊佐清春(賀来賢人)は警察上層部に対する疑念を拭えないでいた。
一度は捜査終了を命じられるも、捜査一課長・南武修介(北村一輝)の独断で、捜査を続ける清春ら旧碓氷班。すると十億円強奪事件の実行犯の1人・風間岳人が、実は警察が作り上げた架空の経歴である可能性が浮上する。なぜ警察は十億円強奪事件の実行犯グループに風間を送り込んだのか。謎が謎を呼ぶ中 清春は、風間の正体と公安のエース・才門要との間に過去にあった意外な接点の存在に気が付く。
才門が事件の黒幕だったのか…?
裏切りに次ぐ裏切り…止まらない謎の連鎖はさらに加速。
主人公を含め誰も信用できない—第3話 開幕。

 考察が楽しかった『あなたの番です』のように、SNSで盛り上がるか? と思いきや、あの時程の盛り上がりはいまのところない。しかし『あな番』も後半からぐっと面白くなり、注目度を増したのでもう少し様子を見たほうがよさそうだ。

 本城の犯行として、碓氷殺しや10億円強奪事件までが処理されることとなった。それに、納得ができない清春と捜査一課の面々。証拠の数々を提示する才門に不信感もあらわになったところに助け船を出してた捜査一課長の南武だった。

 彼もこの結末に納得をしておらず、また才門が何か隠蔽していることを疑っているため、警察や公安の面々に啖呵を切り、自分と数人の人間でこの操作を続行すると宣言。南武は警察上層部の秘密も握っているらしく、誰も止めることができない。もちろん清春は南武のこの捜査に加わることを希望する。

 前回で怪しさマックス感を醸し出した才門。今回どんな顔で清春の前に現れるのかと思いきやいつも通りの飄々顔。彼が清春を陥れ、彼に本城を撃たせたその真意は、彼女の亡くなった婚約者にあったのだ。

 彼女は「とあるプロジェクトに関わることになった。危険かもしれないが頑張りたい」という言葉を残し、その後亡くなった。そんな彼女の親友が碓氷であり、彼女もまた謎の死を遂げた。ふたりの死の裏に潜む謎を解くため、彼は上に取り入り捜査を続けているというのだ。

 捜査の過程で十億円事件で生き残ったの男が、警察が経歴を作り上げた人間ではないかという疑惑が浮かびあがる。そして、その男が才門の婚約者を殺した人物だったと判明。。なぜ警察がそのような男を作ったのか? やはり警察には何か大きな陰謀が隠されているのか?

 果たして才門・清春は謎を解き明かすことはできるのか? 個人的に、清春がマスターから受け取っている栄養剤が怪しすぎると思っている。才門とマスターたちの関係と、そこから清春が住み着いている理由など、まだ明かされていない部分も多い。

 物語はまだ前半戦。後半に向けての盛り上がりを期待したい。
(文=三澤凛)

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