アニメ『厨病激発ボーイ』ついにヒーロー部の面々が出揃うも、ミルクいちごゼリー羊羹に釣られる双葉って…第４話

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　平穏な高校生活を望む瑞姫と、厨二病男子たちが織りなす、妄想炸裂なドタバタ厨二病学園コメディ『厨病激発ボーイ』。第４話が放送された。

第4話 ｢こじらせちゃってパンパカパッパッパーン｣

　新たな転校生・厨二葉はアメリカからの帰国子女。しかもイケメンとあって瑞姫たちのクラスは大賑わい。そんな逸材を見逃すはずもなく……「仲間になれよ、グリーン！！」野田がヒーロー部への勧誘作戦をスタート！さらに調理実習では厨の入部をかけたお料理バトルが勃発！？当然、ヒーロー部たちの料理が無事に完成するはずもなく……。

　今回は、公式HPにもオープニングにもいるのに、出番のなかったグリーンこと御厨双葉登場回であった。

　瑞姫に続く形で転校してきた双葉。顔がいいからか、瑞姫のときとは違い女子たちが放っておかない。このクラスの女子ひでーな。

　帰国子女で顔が良いとなれば放っておけないのは分かるが、そのスペックを放っておかないのは女子だけではない。そうこのクラスには野田がいる。野田はさっそく双葉をヒーロー部に誘うが、断られる。

　クラスになじむわけではないが、双葉は存在感を発揮している。そんな彼や他のクラスヒーロー部のメンバーみんなが、同じ調理実習の授業に集結した。

　「好きな卵料理を作る」というテーマのもとそれぞれが料理を始める。双葉はうずらの卵、野田はダチョウの卵を使った料理をしようと大騒ぎする。

　瑞姫はそぼろ、中村は大騒ぎしながらも美味しい玉子スープを作り、九十九はなんと茶碗蒸しを作るというバリエーションにとんだ調理実習となった。

　野田はなぜか全く割れないダチョウの卵に落ち込んで教室を飛び出していったが、途中でハンマーを持って戻ってくる。そのハンマーで卵を割り、アッと今に卵ケーキを作るも、最後の最後で双葉の料理に飛び込ませて軽いボヤを起こしてしまう。
　
　そのボヤを濡れ布巾という方法で収めたのが、九十九と双葉。なぜか二人はお互いを名前で呼び合っており、昔からの知り合い、それもなんと従妹だということが発覚した。

　これはまさしく運命と騒ぐ野田。どうしてもヒーロー部に入ってもらいたいが、調理実習でここまで迷惑をかけるような奴の部活には入りたくないと、またしても断られてしまう。
　
　一度へそを曲げると曲がりっぱなしという双葉の攻略法を、従妹の九十九が提案する。それは、彼の大好物の和菓子をプレゼントという単純な作戦だった。しかし、野田、九十九、瑞姫の３人で早朝から大人気だという「ミルクいちごゼリー羊羹」を買いに出かける。名前からして絶対にまずそうなのだが……。

　朝４時から並んでやっとお菓子は買えたものの、お店のオープン時間から学校に行くには　かなりギリギリ。しかしイエローの大好きな２次元キャラのおかげで臨時バスが出たおかげでなんとか間に合うことができた。

　ちゃんと調理実習でのことを謝り、お菓子を渡すと双葉は意外とあっさりとヒーロー部への入部を快諾。とうとうメンバーがそろってしまったヒーロー部。増えたことでいったいどんなドタバタがまっているのか！？
（文=三澤凛）