ドラマ『孤独のグルメSeason8』うどん肉汁1.5増しにカステラパンケーキ…この飯テロに君は耐えられるか？第４話

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　今回はうれしい2本立て。メイン料理とデザートという何とも悩ましい飯テロを見せてくれた。デザートだけならいいかな？　なんて気にさせられてしまうから怖い。
　
　商談後に腹が空いた五郎が見つけたのはうどん屋。入った店内で五郎の目に飛び込んできたのは、今まさにうどんを踏みしめしこみをしているお母さんの姿。これは期待ができると席に着くと、気になるメニューの数々が目に飛び込んでくる。

　うどん屋だけど、おむすびもあるし、うどんの種類も豊富。かなり目移りしてしまう。そんな中で五郎が注文したのは「田舎うどん（中もり）」「肉汁（肉増し1.5倍）」「五目野菜汁」「おむすび（あげ玉ごま）」「味付け煮卵」。結構な量だ。中年になるとそんなに食べれなくなると聞くが、まだまだ彼は若いということか。

　五目野菜汁は野菜がたっぷり入っていて、それだけでだいぶ腹が満たされそう。肉汁は油のと相まってものすごいうまみを醸し出している。どちらのつけ汁にもこしの効いたうどんがよく絡まって最高に美味そうだ。
　
　おむすびの中に揚げ玉を入れるというアイデアも斬新だし、味付けに卵は間違いがない。五郎が美味しそうに食べれば食べるほど、深夜の視聴者は辛くなる、我慢ができなくなる。なんという拷問なのだろう……。

　うどんを美味しく平らげた五郎は、次の商談先へと向かう。団地の中の一室が会社となっていた商談先で一仕事終えた五郎はそのまま帰ろうとしたら、隣の家ではカフェを営んでいた。甘い香りに誘われてふらりと立ち寄ってしまう。
　
　甘い香りの正体は、「カステラパンケーキ」。名前からして美味しい。出来上がりに少々時間がかかるらしいが、そんなの関係ない。

　待っている間にお店を見回してみると、他のお客さんが頼んだパフェもかなりの逸品。このお店は絶対に美味しいという確信が生まれる。

　満を持して運ばれてきたカステラパンケーキは、見た目のインパクトの大きいフワッフワのなものだった。小さなフライパンにふっくらとふくらんだ最高のビジュアル。そしてあの香り。
　
　はじっこのカリカリした部分も、中のフワッフワの部分も全てが最高においしそう。最初は何もつけずに楽しんだが、メープルシロップという最高のトッピングをかけると、またさらに味わいが増す。せめて香りだけでも画面から出てこいと思ってしまう。
　
　待ち時間は30分でも、食べ終わるのは本当に一瞬だ。アッと今に平らげて本日のデザートも美味しく完食したのであった。

　駅歩があるけれど、それ以上の満足感を得られるホットケーキ。ぜひ食べに行きたいものである。

　今週はいつもよりも破壊力が強かった。来週も飯テロが楽しみだ。
（文=三澤凛）