アニメ『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』あと一歩のところで石板本が破壊されてマインがブチギレ!第4話

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『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』公式HPより

 本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー『本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~』。第4話が放送された。

第四章 初めての森と粘土板

 春になり、家族に森へ行きたいと言うマイン。だが、体力がないからと反対されてしまう。しばらく門へ通い、皆に遅れずに歩けるようになれば、森へ行っても良いと言うのだ。オットーの書類仕事を手伝うことになったマインは、門へ通いながら体力をつけることに。そして、次第に歩けるようになり、ついに森へ行くことを許されたマイン。さっそく森で、粘土板を作ろうとするのだが……。

 今回のストーリーはマインの本への熱い気持ちがさく裂した。

 パピルス作りに失敗したマインは春になったら森にいく、というのを心の支えにしていたが肉体の弱さゆえに両親からの許可がでない。

 冬の間にオットーさんの元で文字を教えてもらいがてら計算の手伝いをする約束を取り付けたマインは門まで通うことで体力をつけようと試みる。しかし1日行ったら3日休む程にマインの体力はなかった。張り切る気持ちに体がついていかないというジレンマに見ているこちらももどかしい気持ちになってしまう。

 しかしトゥーリやルッツなどまわりの人たちに助けてもらいながら、マインはとうとう森へと辿り着く。初日は何もせずに言って帰ることだけを目標にするようにきつく言われていたが、念願の森にきたマインが大人しくしていられるはずもなく、粘土質な土を求めて辺りを掘り出そうとする。

 その行動を見たルッツはマインの行動に難色を示する。マインが必死で頑張ったから森にこられたこと、マインを心配するお父さんの気持ちを知っているからこそ、マインが約束を破る行動を取ってしまったのが悲しかったのだ。

 だけどルッツはいい子。怒ったあとマインが探し求めていた粘土質の土を代わりに掘り出してくれた。なんでも、1番お腹が空いていた時にマインがパルーケーキをくれたことに恩義を感じておりマインになにかあったら助けると心に決めていたらしい。 

 ルッツの優しさにより粘土質の土を取り出したマインは早速粘土板として形を整えそこに文字を書き記していく。夢中で書き出した粘土板に、本が出来たと喜びでいっぱいになるがそれがすぐさま打ち壊されてしまう。仕事がひと段落したフェイたちが、粘土板を何かの台だと思って踏みつけて遊んでしまったのだ。

 目の色が変わる程の怒るマインの姿に恐怖を覚える面々。とんでもないことをしてしまったと気づいたフェイたちは必至で再現を試みる。しかし、やはり一回では元に戻らずさらにマインの体調不良や悪天候が続き、なかなか元にもどすことは叶わなかった。
 
 やっと森に行けたと思ったら雨のせいで土が柔らかくなってしまいまた1から……。そんなこんなで作り直せたマインの1冊目の本は、体調が悪いマインに母が語ってくれたお話をまとめたものだった。

 この世界に来て最初に話してもらったお話をずっと覚えておきたいから。本の利点を一番最初に活かしたいと思ったのだった。あとは焼いて固めれば出来上がり、とワクワクと窯に粘土板を入れたマインだったが粘土板は爆発。やはり本づくりの道は遠いのだった。
(文=三澤凛)

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