10月7日に、作曲家の神前暁がTwitterを更新。自身が作曲した「もってけ! セーラーふく」について、衝撃の裏話を暴露して話題になっている。
神前はTwitterで、星野源によるアニメ『ドラえもん』(テレビ朝日系)の新OPに言及。通常89秒で作られるアニメOPだが、69秒に様々な要素を詰め込んだ同曲を「現代的」と評した。
その話に関連して、自身が作曲したアニメ『らき☆すた』(チバテレビ他)のOPである「もってけ! セーラーふく」が84秒しかなかったことを引き合いに出す。89秒のフォーマットを埋める必要があるものの、曲を伸ばしたくなかった神前は「苦肉の策で残り5秒をセリフ(さあ始まるザマスよ~)で埋めてもらった」と暴露。「今思えばよくOK出たな……」と当時のことを振り返った。
「らき☆すた」の「もってけ!セーラーふく」は84秒しかない。これは伸ばすと音楽的に冗長になると感じたので苦肉の策で残り5秒をセリフ(さあ始まるザマスよ〜)で埋めてもらった珍しいパターン。今思えばよくOK出たな…
— 神前 暁 / こうさき さとる (本名) (@MONACA_kosaki) 2019年10月6日
イントロ前のキャラ同士でワチャワチャするのが特徴的な同曲。電波ソングの代表ともいえる神導入が“苦肉の策”だったと知ったファンからは、「セリフがあって完成してるものだと思ってた……。そんな理由があったのか」「そもそもあれが尺稼ぎだなんて考えたことなかったわ。そこが好きだったのにwww」「発表から10年以上経ってこんな裏話が聞けるなんてすごいね」「曲作りにはいろいろな制約があるんだなぁ」といった声が続出している。
たしかにCDにはやりとりが入っていないため、セリフ自体は曲に関係ないといわれれば納得いくところもある。誰でも情報が発信できる現代だからこそ聞けた裏話と言えるだろう。
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