ブシロードは女子プロレスで何をしようとしているのか？ そして推したい「スターダムのドラゴン」岩谷麻優選手

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■ルックス・実力兼備、スターダムはかわいくて強い！

　現在、女子プロレスは15団体ほどが活動中です（Wiki調べ。地方密着のローカル団体も含む）。基本的には男子のプロレスと比べると規模は小さく、どこも苦戦しています。

　しかし、スターダムはそんな状況下にあって、かなり頑張っている団体です。団体公式Twitter（@wwr_stardom）のフォロワー数は現在2.3万人で、上記15団体の中でもぶっちぎりでトップ。プロレス・格闘技の聖地、後楽園ホールでも定期的に大会を開催しており、観客動員数もトップクラスです。

　人気の秘訣は、まず（女子プロレスラーにしては）かわいい選手が多いこと。

　すでに退団していますが、かつてグラビアアイドルの愛川ゆず季が所属していたこともありますし、アイドルユニットに所属していた経歴を持つ選手もいて、かなりビジュアルに気を配っていることがうかがえます。

　プロレス団体の定番グッズであるパンフレット、Tシャツやタオルに加え、選手のオリジナル写真集なども販売。また、どの会場に行っても大きめのスクリーンを設置していたり、公式サイトでは動画配信（有料）していたり、精力的です。

　なお、かつてスターダムに所属していた人気選手・紫雷イオ選手に至っては、在籍中になかなかエロいセミヌード写真集を発売しているほど。

　一方で、プロレスの実力も相当なものです。

　先述の紫雷選手、その紫雷選手と並んぶ看板選手だった宝城カイリ選手は日本での活躍が認められ、アメリカの世界最大のプロレス団体WWEへ移籍しています。たとえるなら、日本プロ野球のスター選手がMLBへ移籍するようなもの。スターダムのプロレス偏差値はかなり高いという証左でしょう。

　実際、スターダムは東京スポーツが発表する「プロレス大賞」の「女子プロレス大賞」を、2011年の旗揚げ以来8年間中6度も所属選手が受賞（紫雷選手：3度、愛川選手：2度、高橋奈苗選手：1度）しています。ちなみに、ビッグダディこと林下清志氏の三女・林下詩美選手もスターダムで活躍中で、2018年のプロレス大賞・新人賞を受賞しています。

 
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