アニメ『放課後さいころ倶楽部』ゴキブリポーカーから始まる恋? 恋愛要素も絡んできた第2話

アニメ『放課後さいころ倶楽部』ゴキブリポーカーから始まる恋? 恋愛要素も絡んできた第2話の画像1『放課後さいころ倶楽部』公式HPより

 魅力的なボードゲームの世界に引き込まれた女子高生が、ゲームを通して仲間との友情を深め、成長していく青春ストーリー『放課後さいころ倶楽部』。第2話がオンエアされた。

第2話「これはゴキブリです!」
 人付き合いが苦手な武笠美姫は、ボードゲームを通じて高屋敷綾、大野翠と親しくなることができた。ある日の放課後、3人でボードゲームをしようとしていたところに、翠の幼馴染みで、綾の隣の席の田上翔太が教室の入口に…。「忘れ物を取りに来た」と説明する翔太だが、綾に誘われ、ゲームに参加することに…。張り切ってゲームに参加した翔太だったが、なぜかそわそわと落ち着きがない…。それに気がついた美姫の胸に、ある想いが湧く。「もしかしたら、田上くんて…。」

 第2話だし美姫、綾、翠がボードゲームを通して親交を深める話かなと思っていたら、新キャラ田上くんの目線から3人について語られる回であった。

 クラスメイトの田上くんは新学期が始まった時から明るい笑顔の綾に一目ぼれ。しかし隣の席という利点があるにも関わらず、ろくな会話をすることができいままでいた。

 そんな時、美姫と綾はまたボードゲームの魅力にはまりまたプレイしてみたいと翠に持ち掛ける。それを見越していた翠は持ってきていたボードゲーム放課後にやることを快諾。綾をはじめとした女子がキャッキャとボードゲームに興じているところに、なぜか田上くんも交じってゲームに参加することになった。

 今回のゲームは【ゴキブリポーカー】。名前だけで大半の人が怪訝な顔をしてしまいそうなゲーム名だ。それぞれの手札にはゴキブリを含む害虫のイラストが描かれており、自分の出した手札があっているか否かを相手が見極めていくというゲーム。

 綾と隣あってボードゲームができるということで、綾と仲良くなる大チャンスの田上君。彼は下まつげバッチバチでみようによってはイケメン。どうやら翠とは幼馴染らしく憎まれ口をたたきあう中のよう。

 綾に悪印象を持たれたくなく、さらに綾に負けても欲しくない田上くんは自ら色々なハンデを背負ったような戦い方をしてしまう。ゲームを熟知している翠はもちろん、人のことをよく観察している美姫は、このゲームと相性が良いらしい。それによりターゲットは田上くんと綾となってしまい、ラストは二人の一騎打ちの形に。

 ぐるぐると考えすぎた結果、田上くんは綾を負かし勝利してしまう。もちろんゲームに負けたくらいで本気で嫌われることはないが、軽口でも「きらーい」って好きな人に言われたら気になっちゃいますよね。そしてそのあとに真剣な顔で綾に話があるといわれたら……?!

 かくして放課後の人気のない場所で綾と二人きり。この放課後まで名前すら知られていなかったところから大きな進展!! 一体何なのかと思ったら、綾は田上くんの思い人が翠だと勘違いしていた。

 綾は自信満々に、そういうのには気付いちゃうんだよね、と言っていたが自分への恋心には全く気付いていない。どんまい田上くん。これから先、田上君の気持ちが綾に通じることはあるのか。

 恋愛が絡むとゲームにもまた違う要素が出てくる。今後の田上くんの頑張りに期待だ。
(文=三澤凛)

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