ドラマ『新米姉妹のふたりごはん』新たな飯テロ番組襲来！初回から生ハムサンドで空腹感を煽る！！

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『新米姉妹のふたりごはん』公式HPより

　料理を通じて絆を深めていく新米姉妹から目が目が離せない！  幸せな笑顔はおいしい料理から生まれる。新鮮クッキングストーリー『新米姉妹のふたりごはん』。第1話がオンエアされた。

第1話
　親の再婚により、突然姉妹となったサチ（山田杏奈）とあやり（大友花恋）。両親はすぐに仕事で海外に発ってしまい、ふたりで生活することに。無表情で何を考えているのかわからないあやりにサチは緊張してしまい、まだ連絡先を交換できずにいた。これからの同居生活に不安を感じていたとき、両親から生ハムの原木が届く。戸惑うサチを横目にあやりは突然生ハムを調理し始め…。深夜、新米姉妹の新鮮クッキングストーリーが始まる！

　これは良い飯テロ番組！！　始まりから見目麗しく食欲のそそる映像が映し出される。ジュウジュウといい音をたてて焼かれるベーコンとソーセージ。

　ふわっふわの卵で焼かれたオムレツ。生クリームとメープルシロップがたっぷりかかったリコッタパンケーキ。それはサチの思う【理想の朝ごはん】。

　しかし、現実の朝ごはんは、突然姉妹になってしまったあやりに気を使い、荷ほどきができてない家を横目にそそくさと家を出て、学校の購買で買ったパンをかじるという味気ないもの。

　突然姉妹になったといったって、他人と一つ屋根の下で二人っきりで暮らせと言われたら、思春期ということを抜きにしてもハードルが高いものだ。お互いに距離感を測りかねて、気まずさだけを共有してしまう。

　そんな二人の転機となったのが、仕事で海外に行った父からの届け物だった。なんと中身は【生ハムの原木】。一生に一度は購入してみたいあの憧れの生ハムの原木が女子高生二人の元へ！！！

　しかもそれは世界三大生ハムと言われるもの。なんて良いものを送ってくるんだここの親。原木に興奮したものの、サチはこの原木をどうしたら良いのかがわからず、立ち往生してしまう。しかしあやりはさっそうと包丁を取り出し生ハムを手慣れた様子で切り分ける。

　薄くスライスして、その最初の一切れをサチに分けてくれる。一見目つきの悪くてとっつきにくそうなあやりだが、彼女なりにサチとの距離の詰め方を図っていたようだった。

　たまたま帰り道にバゲットを買ってきていたサチと、あやりの育てていたバジルで即席生ハムサンドが完成し、二人でそれを食べたことでいっきに距離が縮まった。

　次の日サチが目覚めると、あやりは昨晩生ハムに合いそうといっていた食材を購入し朝ごはんの準備を進めていた。

　勇気を振り絞り、前日まで言えなかった「一緒に朝ごはんたべませんか？」をついに言えたあやり。二人の新米姉妹生活がようやくスタートしたのだった。

　おいしいごはんとかわいい姉妹。ちょっと百合要素が垣間見える感じもたまらないな……。これは新しい形の飯テロドラマといえよう。めちゃめちゃ期待である。
（文=三澤凛）