ショートアニメ『浦島坂田船の日常』４人で部活を作ることになったが、内容が薄すぎてよく分からない第２話

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　浦島坂田船はうらたぬき、志麻、となりの坂田。、センラの4名からなる男性ボーカルユニット。メンバー4人が高校生となり、“わくわくどきどき”な青春を過ごしていくオリジナルショートアニメ『浦島坂田船の日常』の第2話がオンエアされた。

　どの学園アニメにもある、都合のいい誰も使っていない教室に呼び出された転校生センラ、うらた、志麻の転校生組。呼び出した坂田も転校生だが、坂田は彼らに提案があってここに呼び出したのだった。

　彼らが転校してきたこの学校は、必ず部活に入らないといけない決まりがあるらしい。しかし、転校生である彼らは部活に入るとしても途中参加。すでに派閥ができているような部活に参加するのはハードルが高い。だったら4人で部活を作ってしまうのはどうだろう、ということだ。

　転校生という所しか共通点のない4人がなんの部活をするのか、と疑問を呈する声もあがった。しかし、友達もいない、最初の派手な挨拶のせいで友達ができる見込みも低い彼らは、4人で部活動を新しく作ることが一番良いと思い込んでいく。

　かくして、それぞれが中身のない共通項の少ない自己紹介を行い、晴れて部活を作ることになる。一体何の部活を作るのか？！ それは「また来週～」とのこと。

　5分番組だから仕方のないことかもしれないが、いまいち話の濃さが感じられない。短い時間の中で彼ら一人一人のキャラがわかるエピソードを盛り込んでみてほしい。新たなファンになるかもしれない予備軍を楽しませてもらいたい。
（文=三澤凛）