実写版『シティーハンター』山寺宏一の「もっこりちゃーん！」に、神谷明へのリスペクト　ファンの期待値爆上がり!?

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　11月29日に公開する実写版『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』の“デラックス吹替版”の本予告映像が初解禁された。

　漫画家・北条司の人気アクションマンガ『シティーハンター』（集英社）を原作に、アニメシリーズの大ファンだというフランスの俳優・フィリップ・ラショーがメガホンを取り、主人公のニッキー・ラーソン＝冴羽リョウ役を務めた本作。

　日本での公開が決まり映像が公開されると、その再現度の高さから、「見た目すっごい冴羽リョウ」「クオリティがかなりシティーハンター」「原作愛を感じる」とファンから期待の声が続出。一体誰が吹き替え声優を務めるのか注目を集めていた（参照記事）。

　おなじみの神谷明の元には一度オファーが届いたそうだが、今回は「実写作品の冴羽リョウ」であることから、神谷は辞退。「自在に様々なキャラクターを演じられる人は、吹替の長い歴史を振り返っても山ちゃんしかいない」と、太鼓判を押された山寺宏一に白羽の矢が立った。

　アニメシリーズの常連で、今年2月公開の『劇場版シティーハンター ＜新宿プライベート･アイズ＞』でも主要キャストを演じている山寺。神谷の冴羽リョウは憧れかつ特別な存在であるだけに「神谷さんがやるべきです！　ファンはそれを待っていますよ！」と一度は断ったそうだが、映画の打ち上げで神谷から「冴羽リョウは山ちゃんに任せた！」と言われ、悩んだ末に大役を引き受けることに。

　また、ヒロイン・槇村香役は、神谷とともにアニメで声優を務めた伊倉一恵の後押しにより、沢城みゆきに決定。神谷と伊倉はスペシャルゲストとして映画に出演しているほか、海坊主ことファルコン役の玄田哲章、香の兄・槇村秀幸役の田中秀幸、冴子役の一龍斎春水などアニメ・シリーズの声優陣が、実写版でも同キャラクターを続投しているという。

　今回公開された予告編では、おなじみのテーマ曲「Get Wild」をバックに、その香りを嗅いだ者を虜にしてしまう「キューピッドの香水」を巡るド派手なアクションや、原作からそのまま飛び出してきたような海坊主とのバトル、親友・秀幸との回想シーン、“XYZ”と書き込まれた掲示板やミニクーパーも登場するなど、ファンにはたまらない描写が満載。

　また、照準の先に美女を見つけて「うひゃー！　もっこりちゃーん！」と大興奮するリョウに、香が「なに言っとんじゃい！」と100ｔハンマーをお見舞いするおなじみのギャグシーンもあり、「山ちゃんの冴羽リョウ、あまりにも再現度が高い」「いい感じに神谷明に寄せてるね」「鼻の下伸びてる時の声がソックリ」「山ちゃんの冴羽リョウもみゆきさんの香も違和感が無さ過ぎてスゴい」「しっくり来てた」「想像以上にシティーハンターだこれ……」と、期待値は爆上がりのようだ。

「神谷さんが演じていた雰囲気を少しでも出せればなと考えながら演じさせていただきました」とコメントを寄せている山寺。監督、キャストの『シティーハンター』愛が詰まった本作は、観客動員数106万人超、興行収入15億円突破の『新宿プライベート･アイズ』のヒットに続けるか――？