庵野秀明監督が出演する映画のポスターが「コラにしか見えない」!?　相変わらず『シンエヴァ』の進捗を心配する声も

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『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズや『シン・ゴジラ』（2016）で知られる庵野秀明監督が出演する映画『Last Letter』のポスタービジュアルが公開された。

　この作品は、監督を務める岩井俊二の故郷・宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まった、ふたつの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描くオリジナルラブストーリー。

　女優・松たか子が1998年公開の初主演映画『四月物語』以来、約20年ぶりに岩井作品に出演し主演を務めるほか、福山雅治、広瀬すず、神木隆之介といった豪華な顔ぶれが揃う中で庵野監督が演じるのは、松が演じる主人公・裕里の夫でマンガ家の岸辺野宗二郎。庵野監督は2000年に公開された映画『式日-SHIKI-JITSU-』で岩井監督を俳優として起用したことから、今回は立場を入れ替えての再タッグとなる。

　昨年8月に映画への出演が発表された際には、『エヴァンゲリオン新劇場版』シリーズの完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の公開を熱望するファンから、「余計なことしてないでエヴァ早く完成させてくれ」との声が相次いでいた庵野監督。

　今年7月にようやく2020年6月公開予定と発表され、前作公開から7年もの長い間心待ちにしていたファンから喜びの声が上がっていたものの、8月には庵野監督が企画・脚本を務め、樋口真嗣が監督を務める『シン・ウルトラマン』の製作が発表。庵野が代表を務める映像製作会社「株式会社カラー」は、脚本検討稿は2019年2月5日に脱稿しており、庵野監督は『シンエエヴァ』の完成後に樋口組に本格的に合流する予定と明かしていたが、それでもなお、「またエヴァ延期フラグか」と不安視する人も少なくなかった。

　それだけに、映画の撮影は昨年7～8月と、とっくに終了しているにもかかわらず、今回のビジュアル解禁で改めて「何してんのwww」「早くエヴァ作れよ」と延びに延びてきた『シンエヴァ』の制作状況を心配する声や、そうそうたる共演者たちと並んだポスタービジュアルには「庵野信者が血迷って作ったコラにしか見えなくてすごい」とツッコミの声も寄せられている。

　庵野監督は劇中でどんな演技を見せているか、『シンエヴァ』の進捗もあわせて気になるところだ。