アニメ『放課後さいころ倶楽部』スマホやポータブルゲーム全盛のいまこそアナログなボードゲームが熱い!?第1話

アニメ『放課後さいころ倶楽部』スマホやポータブルゲーム全盛のいまこそアナログなボードゲームが熱い!?第1話の画像1『放課後さいころ倶楽部』公式HPより

 魅力的なボードゲームの世界に引き込まれた女子高生が、ゲームを通して仲間との友情を深め、成長していく青春ストーリー『放課後さいころ倶楽部』の第1話がオンエアされた。

第1話「知らない世界」
 いつも引っ込み思案で人付き合いが苦手な武笠美姫は、ある日、天真爛漫なクラスメイト、高屋敷綾に声をかけられ、一緒に知らない場所をさまようことに。そんな奔放な綾に戸惑う美姫だったが、初めて人と一緒にいる温かさを感じる。
 帰り道、街でクラス委員長の大野翠を見かけ、あとを追ってみると、「さいころ倶楽部」と書かれたいかがわしい店にたどり着く。美姫と綾が恐る恐るドアを開けてみると、そこには見たこともない数々の美しいボードゲームが彼女たちを待っていた…。

 ボードゲームって静かに流行っていると聞いた。しかし、一緒にやる友達もいなければルールもよく分からない。そんな人たちに興味深いアニメが始まった。

 かわいいい女の子たちがキャッキャウフフしながらボドゲを教えてくれるんだろ!? とのぞいてみたら、思っていたよりも平和。かつストーリー性もありそうな神アニメの片りんを覚えた。

 まず主人公・美姫の京都弁!! か、かわいい……。方言の魅力ってちょっとずるいと感じてしまうくらいにかわいい。

 転校生の綾の明るい性格に振り回されたことにより、ゲームショップに足を踏み入れ、クラス委員長の翠も含めてボードゲームを通して仲良くなっていくという展開だ。

 メインキャラクターも、引っ込み思案で物静かな美姫、明るく天真爛漫な綾、そして頭脳明晰タイプの翠と、バランスもいい。そしてゲームショップのマスターは、いかつく見えるスキンヘッドサングラスだけど心優しいという鉄板っぷり。

 舞台が京都ということもあり、聖地巡礼に訪れるファンも増えそ。そのまんまの街並みが映っているので期間限定ショップが、さいころ倶楽部のある新京極にできたりしたら、ファンが詰めかけそうだ。

 第1話はドイツの「マラケシュ」というゲームだった。モロッコの都市、マラケシュで絨毯職人となってお金を稼いでいくゲーム。アッサムさんというコマを進めることで戦うゲームだが頭を使うゲームのようだ。翠がこのゲームを好きらしく、ボードゲーム初心者の二人にもとっつきやすいゲームのようだ。

 TVゲームが当たり前の時代で、誰かと面と向かってゲームに興じることが少なくなった現代において、静かに起こるボードゲームブーム。

 頭を使い、ぶつかり合ってプレイする様々なゲームの中で友情をはぐくんでいく彼女たちの様子を見守りながら奥深いボドゲの世界を探っていきたい。
(文=三澤凛)

アニメ『放課後さいころ倶楽部』スマホやポータブルゲーム全盛のいまこそアナログなボードゲームが熱い!?第1話のページです。おたぽるは、漫画アニメ作品レビューマンガ&ラノベの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!