中国アニメ『羅小黒戦記(罗小黑战记)』が大ヒット中 中国アニメが日本アニメを追い抜く日は近い【中国ニュース】

 中国のアニメ『羅小黒戦記(罗小黑战记)』が、池袋HUMAXシネマズで上映され日本でも話題になっています。この作品は9月7日に中国で上映が始まり、2週間あまりで興行収入2億円を突破した話題の作品です。

『羅小黒戦記』は、2011年3月から中国のマンガ家・MTJJさんがフラッシュアニメとして制作してきた作品。MTJJさんは1984年北京生まれで、アニメ原画などを経て、マンガや動画作品の制作へと移行した人物。好きなマンガ家は井上雄彦、小畑健、鳥山明、宮崎駿などだそうです。

『羅小黒戦記』は、これまでに28話が制作されており、YouTubeなどで日本でも視聴することができます。2015年にはマンガ化もされており、主人公である猫のキャラクター・羅小黒も人気になっていました。微博などのSNSのアイコンでもキャラクター画像が使われておりますし、ぬいぐるみなどのグッズも出ているようです。

 そうした人気を受けての劇場アニメ化。元より人気キャラクターということもあってか、評判は上々。中国メディアの報道では今年ようやく中国で公開された『千と千尋の神隠し』と並べる形で、そのアニメの人気ぶりを報じています。

 また、フラッシュアニメから劇場作品となったことで、日本では新海誠監督と比較する向きもあります。ただキャラクターが人気になっているところなどは、新海監督よりも間口が広いのではないかと思います。

 技術的には中国よりも優れている日本アニメですが、いよいよ中国が追いつき、日本が追い越される段階に入ってきたということでしょうか。それでも、作品の物語を構築する技術は日本のほうが優れているという人も多いですが……その状況はいつまでも続くものではなさそうです。
(文=中国ニュース取材班)

中国アニメ『羅小黒戦記(罗小黑战记)』が大ヒット中 中国アニメが日本アニメを追い抜く日は近い【中国ニュース】のページです。おたぽるは、アニメ話題・騒動の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!