ショートアニメ『浦島坂田船の日常』歌い手にアニメなのに全く歌が出てこなかった第1話

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ショートアニメ「浦島坂田船の日常」公式サイトより

 浦島坂田船はうらたぬき、志麻、となりの坂田。、そしてセンラからなる歌い手4名の男性ボーカルユニット。『浦島坂田船の日常』はメンバー4人が高校生となり、“わくわくどきどき”な青春を過ごしていくオリジナルショートアニメ。その第1話がオンエアされた。

 転校生として華麗なる高校生デビューを飾ろうとしたうらた。しかし、平凡な挨拶でインパクトを与えられなかった。

 そこに突如現れたのは同じく転校生だった坂田。典型的な遅刻者のように、パンを加えて慌てて教室に飛び込んでくる。確実にインパクトでは負けてしまううらた。慌てて自分も改めてインパクトのある自己紹介をしようとしたが、お次は天井からおかしなつぶやきが…・?

 なんと、上空からゴンドラのようなもの(教室なのに!)で現れたのは、これまた同じく転校生の志麻。心の声は漏らすわゴンドラだはでクラスの注目は一気に志麻に向かう。
 
 さらに慌ててうらたは自己紹介を繰り出そうとするが、教室のド真ん中にどうどうと座る男に注意されてしまう。こんな転校初日に堂々としたクラスのリーダーみたいなやつに目をつけられたのかと思ったら、なんと彼も転校生!?

 教室のど真ん中に最初から堂々と座ってるなんて意外だろ!? とドやるのは、関西弁をあやつるセンラ。癖が強すぎる4人の転校生が同じクラスに同日にやってくるという波乱の幕開け。

 結局3人の癖が強すぎて、うらたの高校デビューはうやむやのままに終わってしまったのであった。

 歌い手のアニメだが作中に歌は全く出てこず、本当に平凡な高校生活が描かれる5分間となりそうだ。歌い手だからとなめてみていたが、5分間の中で芝居も気にならずにテンポよく観られたので、彼らの活動を知らなくても楽しめそうだ。

 OPはしっかり彼らが歌っているので新規ファン獲得につながるか!? 2話以降の展開にも期待したい。
(文=三澤凛)

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