『ポケットモンスター』サトシ、22年かけて初優勝だってよ……大事なところで勝てない主人公3選

●『DEATH NOTE』夜神月

 まずは原作・大場つぐみ&漫画・小畑健の『DEATH NOTE』(集英社)から。死神リュークが人間界に落とした1冊の「デスノート」を巡る物語で、デスノートを手にした高校生・夜神月が新世界の神になるべく凶悪犯を粛清していく様子が描かれた。アニメ化・実写映画化・ハリウッド映画化が展開されるなど、今なお高い人気を誇る。

 月は“キラ”と称えられ、探偵Lや警察を相手に頭脳戦を展開。緊張感漂う会話劇にも注目が集まったが、最終的に月はLの後継者として育てられたニアに敗北を喫している。その最期は主人公ながら見事なほど無様で、開き直った挙げ句にリュークの手でデスノートに名前を書き込まれて死亡。

 ネット上には「承認欲求が強くなければLにすら会ってなかったのにね」「月は煽り耐性が低すぎるんだよ」「夜神月にスルースキルがあれば勝てたと思う」などのツッコミが寄せられていた。

●『ヒカルの碁』進藤ヒカル

 お次は『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されていた『ヒカルの碁』。同マンガは主人公・進藤ヒカルと平安時代の天才棋士・藤原佐為の出会いに始まり、囲碁勝負を通して成長する少年達を描いた物語。テレビアニメ化でも話題を呼び、囲碁ブームを巻き起こした作品としても知られている。

 囲碁初心者のヒカルに佐為が憑りついたため、ヒカルが指す囲碁は波乱含み。数々の名勝負を繰り広げたヒカルだが、賛否両論を巻き起こしたのが最終回直前の国際大会・北斗杯だった。

 ヒカルは韓国代表・高永夏との対局に実力で挑んだものの、僅差で敗北を喫することに。主人公が公式戦で負けて終わるという展開に読者は騒然となり、ネット上では「じっくり読みふけっていたのに主人公の敗北エンドは勘弁してよ」「『週ジャン』にあるまじき結末だったな」「尻切れトンボ感がハンパない……」といった声が相次いだ。

『ポケットモンスター』サトシ、22年かけて初優勝だってよ……大事なところで勝てない主人公3選のページです。おたぽるは、特集アニメの最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!