“オタクあるある”動画が話題! ドルオタアイドル・末吉9太郎が明かす動画作成の裏側とアイドル愛


オタクあるある動画が話題! ドルオタアイドル・末吉9太郎が明かす動画作成の裏側とアイドル愛の画像3

■アイドルとして心構え

――アイドルを好きになるポイントってどんなところなんでしょう?

9太郎 いわゆる“スキルメン”が好きなんですよ。それこそ、歌とかダンスとかが上手いとか。プロっぽい感じが出てる子が好きです。その意味で一番好きなのは鈴木愛理さん。可愛いけれど、すごく意思が強そうなところとか、見せつけてくるパフォーマンスが大好き。あとプロっぽさで言うと、元SUPER☆GiRLSの前島亜美ちゃんもめっちゃ好きでした。現役だと、まーちゃん(モーニング娘。’19の佐藤優樹)が好きなんです。もうゾクゾクする感じで。かっこいいですね。

――ご自身がアイドルとしてやられている中でも、そういった人たちの真似をしたいというところはありますか?

9太郎 ステージの上では隙は見せないようにっていうのは思ってます。

 オタク経験がめちゃめちゃ活きてますね。絶対細かいところまで見られてるので、それこそ袖にはけていく瞬間とか、なんならはけて、ちょっと暗くなってるけど姿が見えるところまで。僕はアイドルのそういうところまで見ていたので。

――MCの発言でも、ある程度意識していますか?

9太郎 MCに関しては、理想のアイドルやれてないなって思っちゃうんですよね(笑)。鈴木愛理さんってどんな質問されてもかわいいじゃないですか。僕その点で言うと、ライブ中はできてるんですけど、こういうインタビューとかでは、アイドルとして完璧な答えはできてないです。

――アイドルとして活動していく中で、「これだけは守ってる」というモットーは?

9太郎 ステージの上では絶対に気を抜かないということ、あとは、自分自身で恋愛禁止を課してるんです。

 僕が小・中学生当時は、今以上にアイドルって恋愛禁止だったじゃないですか。それをまだ引きずってるというか……。

――9太郎さんのファンの方って、どんな人が多いのでしょう?

9太郎 優しくてヤバい方(笑)。めちゃめちゃ優しいです。それこそ、こんな動画上げても、ついてきてくれたり応援してくれたりするってことはめっちゃ優しいです。でも、同じ意味で、この動画上げてる人を推してるなんてヤベぇなとも思う。でも僕大好きですよ。応援してくれる人みんな。

 ファンの中には小さい子もいますね。小学校1年生の子とかも、お母さんと一緒に来てくれて。そういうのを見ると、僕がハロプロさん好きだった頃の姿を思い出すんです。そういう経験って何か、一瞬一瞬忘れないじゃないですか。僕、初めてレスをもらったのが松浦亜弥さんなんですけど、僕が小学生で、大人に混じって会場にいるの見つけてくれて、屈んで手振ってくれたんですよ。その瞬間をずっと忘れないので、そうありたいですよね。ちびっこの前ではキラキラでいたい。

――そういう子たちが、もしかしたらアイドルに憧れて、何年後かにアイドルになってるかもしれないですよね。

9太郎 でも僕のことは目指さないで欲しいですね(笑)。

――今後の夢はありますか?

9太郎 昔、ナインティナインの岡村さんが、番組の企画で、モーニング娘。さんと一緒にコラボして踊ったことがあったんですけど、今それ狙ってます(笑)。

――9太郎さんにとって、自分のファンってどんな存在ですか?

9太郎 よく思うんですけど、ファンのところに、僕からは会いに行けないですよね。相手に僕たちのことを「好き」っていう気持ちがなくなってしまったら、現場には来なくなるので。なので、一言で表すとなると……片思いしてる感じですかね。

――ファンとアイドルの関係性は、どういうのが理想だと思いますか?

9太郎 今はファンと繋がっちゃうような人もいるじゃないですか。そういうのバカだなって思うんです。僕の一番の理想はやっぱり、モーニング娘。さんのような、登場してきたら「本当に存在してたんだ!」と思うくらいの距離感なんです。今はSNSがあるんで、すごい距離を縮めてくれるけど、ステージではちゃんとアイドルをして、同じような気持ちになってもらえたら嬉しいです。

――9太郎さんのファンの方で、結構遠くから来てる人っているんですか?

9太郎 いますね。「今日北海道から来ました」とか「広島から来ました」とか。本当にありがとうって気持ち。友だちのためにそんなことできなくないですか? 恋人のためにだってなかなかできない。そんな中で遠くから会いに来てくれる人とか、近くても、仕事を頑張って休みの日にライブに来てくれる人っていうのは、ホントに感謝しかない。あと、僕のライブを見て、学校とか仕事頑張ろうって思ってくれたら嬉しいです。当時僕もモーニング娘。さんを見て「明日頑張ろう」って思って学校に行けたので。

――あとは動画を見て、笑って嫌なことを忘れられたりする人もいるでしょうね。

9太郎 そう、めっちゃ多いんですよ。「今日嫌なことあったけど、最後は動画見て笑って終われた」みたいな人。そう言ってくれると、「よかった」って思いますね。

■末吉9太郎の将来像

――今後、CUBERSを卒業したり、アイドルを卒業したりっていうことを考えたりはしますか?

9太郎 考えてないですね。僕アイドルになりたくてなりたくてしょうがなかったんで、ずっとアイドルとしてステージに立ち続けたいなと思います。

――動画の方は、これからってどうなっていきそうですか?

9太郎 その時その時でファンの人の反応を見ながら、やってこうかなって思ってます。賛否両論はあっても、僕は愛を持ってやっているので、怒らないでね、って。

――有名人とか業界の方から反響もあったりしますか?

9太郎 この動画をあげ始めてからいろんな著名人の方もフォローしてくださるんですけど、「大森靖子さんがあなたをフォローしました」って通知が来た時は目を疑いましたね。リアル「沸いたー」でした。

――SNSの使い方で気をつけてることはありますか?

9太郎 誤爆はもちろん、ファンとは繋がらない、女性アイドルとも繋がらないってことですね。あとは何回も読み返す。更新する前に。変になってないか。

――最後に告知があれば。

9太郎 10月9日にCUBERSのメジャーセカンドシングル「妄想ロマンス」(キングレコード)が発売になりました。ミュージックビデオもYou Tubeに上がってるので、ぜひ見てください。リリースイベントもあるので、ぜひパフォーマンスを見て欲しいなって思います。

――最後に何か言い残したことはありますか?

9太郎 大丈夫です! 動画は愛を持ってやってますということだけしっかりと伝われば(笑)。

* * *

 お話を伺って、ハロプロに限らず、アイドルというものに強いこだわりを持っていることが印象的だった。子供の時、自分がアイドルに励まされたから、今度は自分がファンを励ましてあげたい――。そんなシンプルで、熱い気持ちが、あの愛に溢れた動画を生み出しているのだと納得だった。

(取材・文=プレヤ-ド)

オタクあるある動画が話題! ドルオタアイドル・末吉9太郎が明かす動画作成の裏側とアイドル愛の画像4

●末吉9太郎
1993年生まれ。千葉県出身。2015年、オーディションで選ばれた5人組ボーイズユニット「CUBERS(キューバーズ)」のメンバーとしてデビュー。今年8月から自身のtwitterに掲載した「オタクあるある動画」が話題となり、3,000万再生を突破するなど注目を集めている。

■CUBERS『妄想ロマンス』
10月9日にキングレコードより発売。作曲をひろせひろせ(フレンズ)、作詞をひなんちゅ(SILENT SIREN)が担当した胸キュンダンスチューン。竹中夏海による振り付けも注目される。

CUBERS公式サイト:http://cubers.jp/

末吉9太郎twitter:@9taro_cubers

公式YouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UC-gb0FmFMDjNT17XXEPOC-Q

“オタクあるある”動画が話題! ドルオタアイドル・末吉9太郎が明かす動画作成の裏側とアイドル愛のページです。おたぽるは、インタビューアイドルアイドル&声優の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。オタクに“なるほど”面白いおたぽる!

- -

人気記事ランキング

XLサイズ……
XLサイズって想像できないだけど!!