“オタクあるある”動画が話題！　ドルオタアイドル・末吉9太郎が明かす動画作成の裏側とアイドル愛

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　今や、男性・女性問わず、独自の文化を築き上げた感のあるアイドルオタク。自身がアイドルでありながら、アイドルオタクのあるあるを動画で作成し、大人気となっているのが、男性アイドルグループ「CUBERS」のメンバー、末吉9太郎だ。その動画の魅力をひと言で表すなら、「オタクの気持ちがわかりすぎている」ということだろう。アイドルとオタク、両方の視点を持った末吉9太郎に、動画作成の裏側やアイドル愛を語っていただいた。

＊　＊　＊

――初めに、所属しているCUBERSの紹介をお願いします。

末吉9太郎（以下、9太郎）　2015年の7月に結成した5人組で、インディーズが3年、そして今年、つんく♂さんの曲でメジャーデビューしました！

――最初その話を聞いた時はいかがでしたか？

9太郎　僕はちっちゃい頃からアイドル好きで、モーニング娘。さんになりたかったので、「夢が叶った！」って感じでした。

■動画づくりのきっかけと裏側

――オタクあるある動画を上げたきっかけは？

9太郎　元々は、普通の動画を上げてたんですけど、今年の8月初めぐらいに「今日上げる動画のネタがない」ってなったことがあって、「じゃ、オタクのモノマネしよう！」と思いついたのが最初です。やってみたらめっちゃたくさんの人が見てくれたんで、次の日から味をしめて毎日上げてます（笑）。

――バズったわけですね。その時はどんな気持ちでしたか？

9太郎　「よっしゃ！」ですね。こんなにバズるとは思ってなくて、「これなんだ！」と気づいた感じ。

――動画は、撮って文字入れたり編集したりしてますよね。あれは全部ご自分でやられてるんですか？

9太郎　自分で入れてますね。月額700円ぐらいのアプリを入れて（笑）。ホントに文字に助けられてると思ってます。

――その他に何かこだわってるところってありますか？

9太郎　ずっと“マウント系”というか、攻撃する系のものを上げてたんですけど、ここしばらくは、「推しのアイドルへのけなげな姿」みたいなのを上げてたら、そっちの方がより共感度が高いみたいです。ただ、結構賛否両論はあるんですよ。

――「否」もあるんですか!?

9太郎　めっちゃあります。オタクの方から「私達をネタにして嬉しいですか？」とか、「メジャーデビューして9ちゃん変わったね」とか。でも僕、アンチがいるのも人気者の証と思ってるので、それも嬉しいです（笑）。

――逆に動画がきっかけで現場に来てくれるファンもいますか？

9太郎　いますね。握手会に「オタク動画見て来ました」って言って来てくれるんです。で、僕が「あ、それなー！」って言うと、それですごく喜んでくれる（笑）。街でもすごい声かけてもらえるようになりました。「オタク動画の人ですよね」って。もちろん「それなー！」って返すんですけど（笑）。

――9太郎さんが最初にハロプロ好きになったきっかけは何だったんですか？

9太郎　最初にモーニング娘。さんを知ったのは、幼稚園の時です。「LOVEマシーン」がヒットして、その後、辻（希美）ちゃん＆加護（亜依）ちゃんが加入したりして、そこから大好きですね。小学校4年生の時に、後藤真希さんのライブにお母さんが連れてってくれたんですけど、そこでファンクラブに入って。2回目に行ったのが、安倍なつみさんが卒業した横浜アリーナ公演でした。その後はBerryz工房さんとかも行くようになりました。学校で友達がいなかったのでハロプロさんのコンサートとか、録画したテレビを楽しみに生きてました。

――握手会などにも行かれてたんですか？

9太郎　その頃は行ったことなかったです。でも、最近は行きます。アンジュルムさんとか、Juice=Juiceさんとか。

――現場に行ったら、他のオタクの人に気づかれないですか？

9太郎　気づかれることもありますね。僕一人で現場行くんですけど、握手した後で、もじもじしながら歩いてたら、男の方が近づいてきて、「9太郎君ですよね」みたいな。で、「応援してます」って言ってもらえて。もじもじしている顔を見られて恥ずかしかったです（笑）。

――現場では、オタク仲間みたいのを作ったりはしないんですか？

9太郎　できないんですよね。僕ずっと友だちいなかったから、友だちの作り方がわからなくて。だから、声かけてもらえるの嬉しいんですよ！

 
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