ヤクルト低迷の原因は、監督ではなくドラフト戦略!? 里崎智也の発言に注目集まる

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東京ヤクルトスワローズ 公式サイトより

 今年9月にヤクルトスワローズが、小川淳司監督と宮本慎也ヘッドコーチの辞任を発表。その去就に苦言を呈した元千葉ロッテマリーンズの里崎智也の動画に、注目が集まっている。

 里崎は高木豊のYouTubeチャンネルに出演し、「ヤクルトの今シーズン」などに言及。高木に「今年のヤクルト見てどうだった?」と振られた里崎は、「投手陣は苦しかったな」と振り返る。続けてヤクルトの投手陣について高木から、「2年間【注:小川監督は2年契約だった】でどうにかなるもんじゃないか?」と質問を投げかけられた里崎は、「2年ぐらいじゃどうにもならないですよね」ときっぱり。チームを苦しめ続ける投手層の薄さを「ドラフト戦略がうまく回っていない」と指摘し、「監督1人の責任なのかな……」と小川が責任を取る流れに疑問を呈した。

 動画を視聴した人からは、「里崎の言う通り、2年じゃどうにかできる問題でもないよな。ボロクソに叩かれがちだけど、正直悪くない監督だと思ってた」「もうちょっと様子見してもよかったのに。怪我人出しまくったのはともかく、低迷の原因まで押しつけられちゃかわいそうだわ」「あれだけ投手陣を補強しろって話だったのに、ドラフト選手がほとんど空振りはキツい。監督の采配じゃなくてスカウトの責任だろ」といった声が続出。

 小川監督擁護の声も多い一方で、「前任の真中監督の前任が小川だっただろ。自分の負債を自分で持ってるだけ」という指摘も。たしかに小川監督は、2010年から2014年まで真中満監督の前任を務めていた。2年という短い期間での退任は無情な采配にも見えるが、判断材料は直近の実績だけではないのかもしれない。

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