■ディスプレイでは世界観を表現しようと必死!
――続いて、店内装飾についても詳しくうかがいたいです。アクリルスタンドのディスプレイに、薔薇の装飾があったりと凝っていますが、どのようなところに力を入れていますか?
岡田 『千銃士』の世界観を表現しようということに関しては、私たちは必死に作っておりまして、たとえば、薔薇を取り入れたり、光沢のある布を敷いて高級感を出したりと、かなり試行錯誤しています。あとは、基礎的なことですが、グループごとに並べたり、関連があるキャラはピックアップしてみたりと、そういうところも注意して作っています。
――ディスプレイの反響はいかがですか?
岡田 メモスタンド第1弾はガラスケースに飾ったのですが、ディスプレイをTwitterに載せたところ、とても反響がよく、お褒めの言葉もいただいたので、頑張ろうという感じでどんどん力を入れるようになりました。見た目でも楽しんでいただけるように世界観を表現しようと努力しております。
――ソフマップでは、店員の方と『千銃士』の話ができるのも、この店ならではで楽しいと思います。
岡田 私どもから、こういったキャンペーンがあるので来てくださいとか、お話しさせていただくこともあるのですが、お客様から「Twitterを楽しみに見ています」とか、話しかけていただくことがとても多いですね。販売員もキャラのバッジを着けたりしているので、お客様から「推しですか?」と聞かれることもありまして。『千銃士』トークで盛り上がることもありますね。
■『千銃士』は愛情を注いできたコンテンツ
――それでは、『千銃士』の魅力は、どこにあると思っていますか?
岡田 個人的には、個性豊かで、ヴィジュアルがすごく魅力的なキャラクターが揃っているというところです。擬人化が女性に注目されている中で、銃はまだなかったですし、モノである銃が心を持っている、いろいろなことを経験してきて、キャラクター自体が形成されているというところが、魅力的だと思います。
活躍している時代も違えば、場所も違うので、同じ時期に活躍している銃でも、ベスくん(ブラウン・ベス)とシャルルくん(シャルルヴィル)が衝突していたりと、銃によって考え方が全然違うので、モノではなく、人として心を持っているところがいいですね。
あとは、中世ヨーロッパとかそういう雰囲気は、女性はすごく好きだと思うので、荘厳な感じにも魅力を感じていて、取り扱っている素材がとてもいいなと思います。ゲームシステムも分かりやすくて、ストーリーも勧めやすかったです。ゲームがサービス終了してしまって、とても残念でした。
――ゲームのサービスが終了してからも、新商品の発売や大規模なコーナー展開を行っていただけているということはファンとして本当に嬉しいです。
岡田 ゲームのサービスが終了したって、『千銃士』という作品は終っていないぞという感じです。店舗として最初に手掛けたコンテンツだから思い入れもありますし、お客様の気持ちも尊重していきたいですしね。サービスが終了してしまうと、グッズの制作がなくなっていったりするので、売り場の縮小はあると思うのですが、私たちは「そうはさせないぞ!」と。
――では最後に、ソフマップにとって、『千銃士』とはどのような存在でしょうか?
岡田 とにかく、わが子のように愛情を注いできたコンテンツです。特に、このフロアを作ってまだ1年も経っておらず、いろいろ売り場作りをする中で、こうした売り場を作ったことがなかったので、初めてのことが多かったんですね。そうした中で、お客様から売り場を評価していただいているので、感慨深いものはありますし、スタッフの想いも強いのではないかと思います。このお店の今の状況を作るために頑張ってきた中でいろいろ勉強させていただいた、大きなコンテンツのひとつですね。
――ありがとうございました。これからもフロア作りを楽しみにしています。
注:写真は、取材当時のものです。現在は、フロア構成が変っている場合がございます。
(取材・文/桜井飛鳥)
■ソフマップ女子部 公式Twitter
https://twitter.com/sofmap_girls
■『千銃士』公式サイト
https://noble.game.line.me/
■『千銃士』オフライン版(ダウンロード無料)
App Store/Google Play
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