あの『対魔忍』シリーズも全年齢向けに……健全になったエロゲー3選

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●『Fate』シリーズ

　まずはゲームブランド・TYPE-MOONの『Fate』シリーズから。第1作目が誕生したのは2004年で、伝奇活劇ヴィジュアルノベル『Fate/stay night』が登場。原画・武内崇×シナリオ・奈須きのこ×音楽・KATE ＆ NUMBER201の豪華布陣による、美少女の過激な性描写を含んだ18禁ソフトとなっている。

　その後はメディアミックスを展開し、レーティングを引き下げた『Fate/stay night［Realta Nua］』が登場。さらにアニメ『Fate/stay night［Unlimited Blade Works］』（TOKYO MXほか）が放送されると人気が加速することに。

　先述の『アクション対魔忍』が発表された際は同シリーズが引き合いに出され、「Fate」というワードがTwitterでトレンド入り。ネット上で「対魔忍でFateがトレンドになるの草」とプチお祭り状態になった。

●魔法少女リリカルなのは

　お次は新房昭之が監督を務めたテレビアニメから、さらにゲーム化へ至った『魔法少女リリカルなのは』。同作は劇場アニメや漫画など幅広くメディアミックスされるほどの人気を獲得したが、実は原作の元になっているのは18禁恋愛ゲーム『とらいあんぐるハート』シリーズ。『とらいあんぐるハート3 ～Sweet Songs Forever～』の“CMスポット”として誕生したのが始まりだ。

　CMスポットが人気になったことで、『とらいあんぐるハート3 ～リリカルおもちゃ箱～』ではミニシナリオ化。そんな経緯を踏まえた上で、2004年に旧設定を引き継いたオリジナルストーリーのアニメ『魔法少女リリカルなのは』（テレビ埼玉 ほか）が誕生した。

　ちなみにアニメ版の主人公「高町なのは」は魔法少女として活躍するが、『Sweet Songs Forever』の「高町なのは」は“非攻略”キャラ扱いになっている。

 
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