『満ち足りたセイ活～狙われた眼鏡地味妻～』（多摩豪）これぞ王道NTR！癖のない絵と物語から伝わる堕ち行く妻の葛藤…

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『満ち足りたセイ活～狙われた眼鏡地味妻～』より

　hentaiから本体に場所を移して久々のFANZA同人エロマンガレビューをしてみよう。

　『満ち足りたセイ活～狙われた眼鏡地味妻～』は多摩豪の作品で、現在FANZAではスマッシュヒットを記録している。

　内容は極々ノーマルな人妻NTR。旦那の留守中に屋根の修理業者を偽って家に侵入した男に、妻が乱暴されるという物語だ。

　特徴として、絵や展開に嫌みが一切ない。実に淡々としていて、セリフもシンプルだ。ある意味、退廃的なリアルさを感じることができる。

　こういった物語のお約束として、女は脅かされ、身体の関係をその後も求められるのだが、『満ち足りたセイ活～狙われた眼鏡地味妻～』でもそれは同じ。女は男の玩具となり、そして徐々に溺れていく。

　オチも含めて全てが”王道”なのだが、余計な癖がない分、非常に物語が分かりやすく、エロ描写に対しても一切ブレがない。この分かりやすさが今作の最大の魅力だろう。

　強いて言えば、萌え絵ではなく、どちらかというと劇画調なところで好みが別れるかもしれない。しかし、濃いデザインでは決してないので萌え絵が好みの方でも十分に楽しめるはずだ。

　王道NTRものとして、ぜひとも一読をおススメする。
（文=穴リスト猫）