ドラマ『サ道』ナカタがサウナでととなわい事案発生！シリーズ初の分割回となった第11話

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『サ道』公式HPより

　サウナ好きによるサウナ好きのためのドラマ『サ道』。第11話がオンエアされた。

　サウナーにとって、サウナに行くのは”ととのう”ため。ナカタもその一人だ。それなのに、何度いつもの手順を繰り返してもととのえなくなってしまう緊急事態に。

　以前同じ状態に陥った偶然さんに対策を聞くも、「いつの間にか戻ったから」と役に立たない返答だった。切羽詰まっていたからか、いつもは温厚なナカタも「使えねーな！」と辛らつな口調になってしまう始末に。

　そんなナカタの荒れっぷりに、蒸し男くんと偶然さんは自分たちではお手上げだから、蒸しＺに聞くのがいいのではないかと提案する。なんでも西の聖地で彼を見かけたらしい。一縷の望みをかけて、ナカタははるばる熊本、サウナーの西の聖地「湯らっくす」に向かうのだった。

　熊本は白川水源という水源をもち、これが聖地と呼ばれる所以でもあるそう。水質ってやっぱり大事なのだ。

　水源を確認して、いざ湯らっくすへ。ひとたび足を踏み入れただけで最高の施設だということが分かる。サウナも数種類あり、目を引いたのが備長炭蒸し風呂。これはミストサウナのような役割のサウナらしく塩が置いてあるのでそれを塗り込んで汗を出すことができるらしい。実に気持ちよが良さそう。

　この施設の目玉の一つは水風呂にある。深さ日本一の水風呂で、なんと全長171センチ。女性だとほぼ頭まで浸かってしまう。縄のようなものにしがみつき全身を水風呂に浸し、設置されているマッドマックスボタンを押すと、上から滝のように新鮮な水が流れてくるという。まるで水行のような水風呂を終え、いつもの通り3セット目までを終える。

　しかし、期待していたような”ととのう”はやってこず、うなだれるナカタ。ここまで来たのに、最高の施設なのに……。どうしてととのえないのか。このシーンのナカタのがっかり具合があまりにもかわいそうで、ついつい笑ってしまう。本人が辛いのはよく分かるのだが……。

　そんな悲壮なナカタの前に見覚えのある「Ｚ」のついたタオルが現れる。そこには、彼が日本中のサウナで探し求めていた蒸しＺの姿が……。

　蒸しＺはナカタのととのいスランプを解決してくれるのか！？　まさかのここで来週に続く…！！！
（文=三澤凛）