『世話やきキツネの仙狐さん』の掃除シーンが各国で話題 日本人はなぜボロ布で床を拭くのか?【中国ニュース】

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腾讯新闻より

 今年春に放映されたアニメ『世話やきキツネの仙狐さん』。ブラック企業勤務に疲れ果てた主人公の家に祖先と縁があったという狐娘がやってきて、色々と世話を焼いてくれる『ドラ○もん』的押しかけアニメです。

 この作品、押しかけ系作品としては出色の出来だったためか、世界各地で話題に。ところが、ここで描かれる掃除の風景が話題になっていることを中国メディアは報じています。

 この報道によれば(外部参照)、英語圏の掲示板サイト「4chan」などで話題になっているのは、掃除シーン。第二話で初めて描かれた、雑巾掛けのシーンが一部の国では驚かれているというのです。モップではなく、手で絞った雑巾を持ち四つん這いになって床を拭く姿は一部の国の人には見たこともない掃除のやり方だったのです。

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腾讯新闻より

 日本人にとって、雑巾掛けはスタンダートな掃除の方法ですが、そうした文化がない国の人にとっては、布で木の床をこすっているだけのように見えるようです。

 むしろ、設備の整ったトイレを開発したり、清潔さを保つための技術開発に余念のない日本人が、「なぜボロ布を棒に巻くことを思いつかなかったのか」など不思議な目でみているようです。

 中国では、雑巾掛けそのものはすんなりと受け入れられているようです。それでも、なぜ多くの日本アニメがいまだに雑巾掛けのシーンを描くのかは、首を傾げているよう。

 記事では『世話やきキツネの仙狐さん』において、洗濯板を使って衣類を洗うシーンにも言及しています。

 考えてみれば、今の世の中、床がフローリングの家でも雑巾をしぼって床を拭くなんてことはめったにないこと。洗濯板なんて持っている人のほうが珍しいでしょう。

 日本人は掃除洗濯を熱心にやっている記号として、それらを見るのでしょうが、海外ではそうじゃないということでしょうか。なるほど、こうした文化の違いも楽しいものです。

(文=中国ニュース取材班)

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