10月1日で建国70周年を迎える中華人民共和国。節目の記念日を迎えるにあたって様々な行事の準備が進んでいます。
そして、70周年にあわせて多くの劇場映画が公開予定です。愛国歌をテーマに制作された『我和我的祖国(私と私の祖国)』や『为国而歌(国のための歌)』などいくつもの映画が国慶節(建国記念日)にあわせて公開予定です。
その中にはアニメ作品も。中国では7月に公開された『哪吒之魔童降世』が公開二週間で国内だけで500億円を超える興行収入を記録したり、初期は個人制作から始まった『罗小黑战记』が劇場用作品として公開が決まるなど、アニメが多くの人々に親しまれているので、当然でしょう。
そうした中、建国70周年を記念する中国産アニメとして注目されているのが『江南』です。この作品は19世紀末に西洋化運動の中で上海に建設された軍事工場「江南製造局」を舞台にした作品。Youtubeにも転載されている視聴できる予告編をみたところ、単なる歴史ドラマではなく、微妙にジブリ作品のような雰囲気にスチームパンクのような要素も入った作品のようです。
この作品は主題歌を北京で活動するBEJ48が歌っていることから、アイドルファンの間でも注目されているようです。こちらもYoutubeで視聴することができますが、まだ公開されていない映画なのにメンバーが作品のコスプレをしています。このMVだけでも建国70周年のための作品として力をいれていることがわかります。
ちなみに『江南』に対しては、中国国内のサイトではジブリっぽいどころか『天空の城ラピュタ』みたいというより的確な指摘も複数あったり。スチームパンク好きって世界中にいるんですね。
(文=中国ニュース取材班)
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