『MHW:アイスボーン』もはや対人ゲー? 繰り広げられる“意図的な通信切断”の応酬

『モンスターハンターワールド:アイスボーン』公式サイトより

 9月6日に狩猟解禁となった『モンスターハンターワールド:アイスボーン』。モンスターハントを楽しむ声が上がる一方で、「導きの地」における悪質な“通信切断”行為が横行し、ユーザー間で問題視されている。

 導きの地は任務クエスト「導きの歌」クリア後に開放となるフィールド。異なる環境を持つ“複数の地帯”で構成されており、各地帯がそれぞれに影響し合うことで複雑な生態系を構築している。探索によって導きの地の調査を進めることができ、クエストとは違って明確な終了はない。

 各地帯は調査状況によって変動する「地帯Lv」を持ち、Lvが上昇すれば未知の強力なモンスターや歴戦の個体を発見する可能性も。また、モンスターが残す「特殊痕跡」を採取・解析することで「解析済みの特殊痕跡」が得られ、痕跡に該当するモンスターをおびき出すことができる。

 今回問題となっているのは、マルチプレイにおける意図的な通信切断。地帯Lvが変動する仕様の隙を突いて、効率よくレベルアップを狙う手段としてプレイヤーに拡散されているものだ。例えば低ランクの“救難”に入り、狙い目のモンスターがいれば通信を切断。ソロ状態で痕跡を集め、モンスターを狩猟する。同じ方法を繰り返せば容易にレベルを上げることができるが、救難信号を送ったプレイヤーからすれば迷惑行為以外の何物でもない。そのため迷惑行為へのカウンターとして、救難信号を出す低ランクリーダーは高ランクプレイヤーをキックするよう勧める声もあった。

 ネット上には「普通なら5%しか上がらないゲージが切断法使うと40%以上アップするもんなぁ……」「どっちが先に切断するか対人ゲーになってるやん」「導きの地に行ったつもりが切断の地になってて草」「自分がよければそれでよしなんてヤツはハンター名乗るんじゃねぇ、実力でレベル上げろや」といった反応が続出。また「通信切断すれば効率よくレベルアップできますって完全に駄作やろ」「テスト段階で誰も指摘できなかったのマジで適当すぎ」「クソ仕様の修正こなかったらドロップアウトするわ」と、開発側への厳しい意見も多く並んだ。

 公式サイトでは「アップデートVer.10.12概要」の中で、意図的な通信切断を行うプレイへの対策を検討していると発表。「通常のプレイをされているユーザーの皆様には、ご迷惑をおかけしておりますが通信切断を意図的に行う必要がなくなるよう仕様調整を行いますので今しばらくお待ちください」と綴っている。

 思わぬ“抜け道”が騒動を招いてしまった導きの地。どのような修正が施されるのか、次回のアップデートに注目しよう。

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