アニメ『Dr.STONE』サルファ剤作りの最難関素材“硫酸”をゲットに大苦戦!?　ふたりのピンチを救ったのはアノ……

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　週刊少年ジャンプにて大好評連載中の漫画『Dr.STONE』、待望のアニメ化！　第12話がオンエアされた

第12話背中合わせの仲間たち
職人のカセキを仲間に引き入れ、科学王国にラボを作った千空。サルファ剤作りの最難関素材〝硫酸〟をゲットする為、銀狼たちと一緒に森の奥地に視察へと繰り出す。しかし、硫酸の泉付近にたまった毒ガスの恐ろしさを目の当たりにした銀狼は、恐怖でビビりまくってしまう。腹をくくった千空とクロムは手作りのガスマスクを用意し、危険と不安が残る中、命懸けの硫酸採集に挑む！

　金狼を喜ばせるためだけに作ったわけではない金の槍。それは、サルファ剤を作る上で、取得最難関の素材である硫酸を手に入れるためだった。

　硫酸といえば現代でも劇薬としてその名を認識されている。それをこのストーンワールドで採取しようとするならば、一筋縄ではいかないことは想像に難くない。

　その空気に含まれるガスを吸引するだけで死に至らしめるという場所に出向く一向。硫酸が取れる場所はわかったものの、やはり丸腰では死の危険が高すぎることが発覚。そこで千空はガスマスクを作成し、一人危険な地に赴くことを決意する。

　ガスマスクの作り方がわかっている。しかし、資材がないストーンワールドでは強度に絶対の自信を置くことができない。だからか、千空はクロムを現場にはいかせず、化学の全てを伝えると告げる。そして、自分がいなくなってもルリの薬続きを続けろと命じるも、クロムはそれに反発。

「千空が死んでも俺がいるからＯＫ」というスタンスなら、その案にはのれないと突っぱねるクロム。まるで自分を守るかのようなその策は、大樹や杠のように背中を預けあうような仲ではなく、自分を下に見ているのではないかと訴える。クロムのその熱い気持ちを受けとった千空は、もうひとつガスマスクを用意し、ふたりで危険な場所へと向かう。

　このやりとりを見ていたコハク。彼女もクロムと同じように姉を守るために無茶な行動をとっていた。同じような思いを持つ彼に姉と結婚する道を与えたいが、クロムには物理的な強さがない。ルリの相手に必要なのは圧倒的強さなのだ。強さはあるかもしれないが、圧倒的な精神力の弱さの金狼。彼の方が候補に挙がってしまう。

　しかし今回はそんな金狼も男を見せた。採取場に恐れをなしていたが、カセキに自分を弱いと認識することは生き延びるすべだと諭され勇気を振り絞り千空たちの元へ。絶体絶命のピンチを助けられたふたりは最難関素材「硫酸」を手に入れることができた!!

　これでまたサルファ剤に一歩近づいた。千空たちはサルファ剤を作ることができるのか。
（文＝三澤凛）