アニメ『フルーツバスケット』第1期最終回!大きな一歩を踏み出したキョンに、涙なしで観られない…

アニメ『フルーツバスケット』第1期最終回!大きな一歩を踏み出したキョンに、涙なしで観られない…の画像1『フルーツバスケット』公式HPより

 今回の『フルーツバスケット』はずっとTVの前で泣いてしまった。

 キョンのもう一つの姿を透の前に現したことで一つの山を越えたが、師匠の藉真の心がずっとわからず不安だったという自分の気持ちに改めて気が付く。

<第25話>もうすぐ夏がやってきます
 夾が目覚めると、藉真の姿はもうなかった。透が送っていったと紫呉から言われ、夾は家を飛び出す。そして、透と話している藉真に追いつくなり殴りかかって、今まで言えなかった胸の内をぶつける。藉真もそれに応え、ようやく二人の心が触れ合えたようだった。一方、由希も自分の中に閉じ込めている感情と向き合い……。

 小さなころ、自分の手を引いてくれたいろんなことを教えてくれた師匠であり父のような存在である藉真。しかし、自分が彼をそういった存在であると思っていてもその事実が周りからの目が藉真を追い詰めてしまうのではないかと、素直に父親だと認めることができずにいた。

 目が覚めた時に藉真がいなかったことからショックを受けるも、一つ山を乗り越えたキョンはもう今までと違う。 ガキ見たいに暴れたり逃げたりしてたことを詫び、これからは藉真が親父なんだって言える男になる、と力強く言ってのけた。

 自分もキョンのことを息子のように思いながらも、自らのエゴで数珠を奪い大いに傷つけてしまったのではないかと声をかけることができなかった藉真は、その言葉に胸を打たれた様子。視聴者全員の泣きどころである。

 透くんのことを「透!」て呼んで師匠のこと嬉しそうに自慢する姿とかもう、もうもう胸が熱い。しかし、作画よ、もう少し頑張れ……。

 大きな一歩を踏み出したキョン。それを近くで見守る透くん。だけど一つの問題が片付いても、誰か他の人の問題は解決はしない。むしろ引きずられるように浮かび上がる場合もある。

 キョンの事件を遠く目撃していたであろう由希は、その日からどこか沈んだ表情を見せるようになっていた。透くんもそれを聞くに聞けずにいるが、ハルに諭され透くんには大丈夫である旨と、なんだか告白めいたことを言ったりと意味深な様子。

 由希は根深いあれやこれやがあるけれど、それを解決してくれるであろうキャラクターのシルエットが出た。彼らに出会うことでまた変わっていく由希の姿は、セカンドシーズンで……!!

 そう、今回でファーストシーズンが終了だ。全てを最アニメ化ということなので、また再開するはずだ。

 キョンの大きな山場の解決でファーストシーズン最終回が迎えられて良かった。まだ透くんとは出会っていないけれど、最後の十二支・リンも姿を見せた。彼女が動かす物語も早くみたい。

 はやく続きが見れることを心から楽しみにしている。
(文=三澤凛)

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