アニメ『グランベルム』新月&満月vs水晶の最終決戦がはじまる 激しさを増す戦闘の中で水晶の口から語られる驚愕の事実

TVアニメ『グランベルム』公式サイト

『Re:ゼロから始める異世界生活』の注目コンビが手掛けたオリジナルアニメ『グランベルム』第12話がオンエアされた。

episode.12 マギアコナトス
満月の想いを胸に最後の戦いに臨む新月。
魔術師に足る者などいないと証明するために戦う水晶と、この世から魔術を無くすために戦う新月と満月。
激しさを増す戦闘の中で新月は、水晶に捕まってしまう。
満月が必死に助けようとするも、新月は水晶の放ったビームに飲み込まれてしまうのだった…。

 今回が最終回だと思っていたが次週のようだ。とうとう始まった水晶vs新月の激闘。新月を護衛する満月という布陣で挑む。

 戦いの中で水晶は新月に自分の秘密を告白。なんと彼女は1000年もの間グランベルムに存在していたこと、その間で自分に勝り、魔女となる資格を得た者がいないことを告げる。

 マギアコナトスに魔術師になる資格を持つ者が来なかったことを嘆く水晶。だが彼女自身もそこで勝っていてもマギアコナトスの魔術師になることが出来ていない。それは彼女も認められていないということだ。

 アンナの時を思い出す……。誰からも認められる力を欲して狂ったように新月を憎んだアンナ。彼女の最後の死闘は今も忘れられない。

 1000年の時をかけて何度も繰り返しグランベルムの戦いに参戦してきた水晶。しかしもうそんな年月生きている時点で彼女は普通の人間ではなく、マギアコナトスの作り出した人形であるといっても差し支えない気もしてしまう。

 水晶は自分で新月に勝ち、魔力を手に入れることにこだわる。そのためにまず自分と似たような立場にある満月を消そうとする。

 満月は自分は人形かもしれない。だが新月の思いがつまった「結晶」であると伝え、応戦するが水晶の力の前に倒されてしまう満月。

 冒頭で新月が先に水晶の標的とされて打倒されるシーンがあったが、それは新月と満月の作戦。水晶が先に新月を狙うだろうことは想定済みで、寧々から預かった札を使って姿を隠し、満月と戦うことで水晶の体力を削る計画だった。

 水晶との激しい戦いの中で、水晶は今まで戦ってきた人間たちがみな自分可愛さで戦っていることに嫌悪感を持っていた。しかし満月はそれに異を唱える。自分の大切なもののために戦うことの何が悪いのか。欲しいもののために努力すること、そのために生きる力が湧いてくるのだと。

 いったい、このグランベルムの戦いの結末はどうなるのか。既定路線で行けば新月の勝利だがなんとなくそれだけで終わらなそうな可能性も秘めている。結末を心して待ちたいと思う。
(文=三澤凛)

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