『桃鉄』新作決定キターーー！　“正式終了”宣言のさくまあきらがまさかの復帰

• ツイート
• 

　ゲームファンや鉄道ファンに末永く愛される『桃太郎電鉄』シリーズ。新しい時代の幕開けとともに最新作『桃太郎電鉄 ～昭和 平成 令和も定番！～』の発売が決定し、桃鉄プレイヤーから歓喜の声が溢れ返った。

『桃太郎電鉄』が産声を上げたのは1988年のことで、ファミコン向けソフトとして発売。ゲーム内容は、プレイヤーが「電鉄会社」の社長となって日本全国を回り、決められた年数が終わった時に1番資産を持っている社長の勝ちとなる。サイコロを振って目的地を目指すボードゲームで、物件購入や“貧乏神”の降臨といった細かい設定も好評だ。

　30年以上にわたって親しまれている桃鉄シリーズは、これまでにWiiやニンテンドーDSなどさまざまなプラットフォームに登場。最新作は総監督・ゲームデザインにシリーズでお馴染みのさくまあきらを迎え、Nintendo Switch向けソフトとして2020年に発売される。

　すでにプレイ動画も公開されており、これまでと同様に実際の地名を配置したボード上でゲームが展開。「いまなら この都市を 独占することが できますぞ！ ねがったり かなったりですな！」というセリフや、“うんちカード”の使用によって「うんちが ぷよぷよ ぷよよんよーーーん！」とうんちが進路を妨害する様子も映し出された。

　総監督のさくまといえば、2015年にツイッターで「コナミから何の連絡もない。こんな調子でずっとほったらかされた。ここに桃太郎電鉄は、正式に終了します」と怒りの投稿。桃鉄ファンを騒然とさせることになった。さくまは今回の新作発表を受けて、「コナミで担当してみたいという人が現れたのと、桝田省治が上手くやってくれてるので、うまく進んでる」とツイート。ゲームデザイナーでシリーズに携わった桝田も、ツイッターで「#絶望的だが続編を待ち望んでるゲーム に『桃鉄』とツイートした皆さん、おめでとう！」と祝福している。

　さくまの終了宣言が覆ることになった“完全新作”発表に、桃鉄ファンは大喜び。ネット上には「桃鉄新作キターーー！ また皆でプレイして友情壊そうぜ！」「さくまさん戻ってきてくれたのか。シリーズファンとしてこれは嬉しい」「根本のゲームシステムはずっと変わってないのに飽きがこないんだよね。ついにスイッチを買う理由ができたぜ」「HD画質で『うんちカード』を美麗に描くのやめいwww」といった声が続出した。

　発売はしばらく先だが、どのようなバトルがボード上で展開するのか楽しみにしていよう。