『かつて神だった獣たちへ』最終回にして作画崩壊のオンパレード?首の吹き飛び方が雑すぎ!!

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『かつて神だった獣たちへ』アニメ公式サイトより

 今期注目のダークファンタジー『かつて神だった獣たちへ』 第12話がオンエアされた。

12 追う者たち 対峙する二人の擬神兵【ハンク】と【マイルズ】。互いを確かめる様に言葉を、その力を交わす。だが…激しい攻防を繰り広げた二人の決着は、思いもよらぬ形で訪れる。そしてハンクの前に仇敵【ケイン】が姿を見せる。【エレイン】を撃ち、擬神兵を解き放った男がハンクに対し明かす、野望とは…?

 とうとう最終回。しかし、やはり原作が完結していないと尻切れトンボ感のある結末となった。

 エリザベスというキャラ、ちょっとだけしか出ていないけど結局何者だったのだろうか。ミリエリアもなんかロリ系を囲ってるのかなという程度の登場で、彼女がどんな人物だったのかは全く分からないままだった。

 前回のケンタウロスの戦いの延長から、ケインとの戦いになだれ込んでいく展開へ。ケンタウロス君は人間側が作り出した恐るべき兵器によって後味の悪い幕切れを迎える。触れると腐食していく毒霧にやられ、再生すらままならず腐っていくケンタウロスは、ハンクを倒すことも自身の意志でもない形で、無念の死を迎えた。

 そしてケインがとうとうハンクの前に現れた。クロード率いる軍の兵がケインのチョップによって首がバシバシ飛んでいくシーンがあったのだが、壊滅的な作画崩壊で、よもやギャグアニメかのように首が飛び、鮮血が舞った。

 もはや人間ではない力でハンクや兵を圧倒していくケイン。ハンクの負けが確定しそうな展開になった瞬間にシャールがハンクに駆け寄ると、いままでのハンクの傷が全面回復。ケインの力が封じ込められたのか、ハンクの真の力が目覚めたのか、まさかのケインを一発KOという超展開が繰り広げられる。先週までケンタウロスにつけられた傷すらなかったのに、だ。驚きのあまり、口があんぐりである。

 とにかく最終回としてまとめることに集中してしまったため、色々突っ込みどころが満載になってしまった。メインキャラクターは安定しているのだが、モブキャラクターの作画崩壊がひどく、これまで重厚な作品というテンションでやっていたのが台無しとなる残念な最終回だった。次に続きそうな終わり方でしたがこの最終回で続編を求める声がどれくらい集まるのか…‥‥。

 またどこかでハンクの誓いが全うされる姿を追う事ができるのを願ってやまない。
(文=三澤凛)

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