サトシのポケモンリーグ優勝に「XYで優勝してほしかった」と批判殺到 アニポケ新シリーズで主人公変更の懸念も

テレビ東京系『ポケットモンスター サン&ムーン』公式サイトより

 15日放送のアニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』(テレビ東京系)で、主人公・サトシがついにリーグ優勝を果たし、国内外で大きな反響を呼んでいる。

 この日放送された第139話「誕生!アローラの覇者‼」では、アローラ地方で初の開催となる「アローラポケモンリーグ」決勝戦まで駒を進めたサトシと、過去に何度も立ち向かい、一度も勝てなかった最強のライバル・グラジオとの最後の戦いが描かれた。

 バトルは、サトシのメルメタルがシルヴァディに破れ、次にサトシが繰り出したピカチュウがシルヴァディを倒して1対1の引き分けに。続くピカチュウとゾロアークの対戦では、ゾロアークの「むげんあんやへのいざない」にピカチュウが「ウルトラダッシュアタック」で果敢に立ち向かうも、ダブルノックアウトで互いに戦闘不能。勝負は残る1匹、ルガルガン同士の戦いへ。

 サトシのルガルガン(たそがれのすがた)は「かみつく」「アクセルロック」「ストーンエッジ」で、グラジオのルガルガン(まよなかのすがた)の「ストーンエッジ」「カウンター」「げきりん」「つるぎのまい」に対抗。両者ともに極限状態の中、トドメの一撃としてグラジオのルガルガンが繰り出した「カウンター」に、サトシのルガルガンが隠し玉の「カウンター」をぶつけ、見事ノックアウト。

 死闘を制したサトシに会場は大盛り上がりの中、当の本人は口を開けてポカン状態。「俺、勝ったのか……?」と半信半疑のサトシにグラジオが「おめでとう。チャンピオン!」と声をかけ、握手を交わすという熱い展開が繰り広げられた。

 サトシといえば、1997年のアニメシリーズ開始以来、リーグ優勝“できない”ことが通例で、前作『XY&Z』でのカロスリーグミアレ大会での準優勝が最高成績。サトシのゲッコウガが対戦相手・アランのリザードンと密度の濃い激闘を繰り広げ、勝ってもおかしくない状況だっただけに、サトシのまさかの敗北に視聴者たちから批判の声が殺到。海外ファンの中には、手持ちのグッズに火を点けてしまうほどショックを受ける人の姿も見られた(参照記事)。

 そんな背景もあるためか、ネット上では22年越しの優勝を喜ぶ声はもちろんあり、海外メディアでも大きく報じられるほどだが、「優勝したの!? えっ!?」「サトシってリーグ優勝できない特性持ちのマサラ人じゃなかったん?」と驚く声や、「XY期は手持ちも過去最強クラスだったし歴戦のトレーナー感があった」「ギャグネタサンムーンじゃなくてガチXYで優勝してほしかった」という批判の声も多く上がっている。

 また、今回のリーグでは2回戦のサトシ vs ハウのバトルで起きたモクロ―いねむり騒動(参照記事)やグズマのキャラ改変といった炎上騒動もあり(参照記事)、脚本に不満の声が上がっている。加えてアニメ開始当初、“作画崩壊”ともいわれたキャラクターデザインに対する不満の声も未だに多く、ファンの間で議論が起こっている状態だ。

 アニポケ新シリーズは、11月に発売されるゲーム『ソード・シールド』のガラル地方含む全タイトル&全地方が舞台となることが明かされている。「これ主人公変わるフラグじゃないよね?」といった懸念の声もあるように、20年以上続いたサトシの旅がこれからも続くのかどうか気になるところだ。

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