これは大いに期待をしていいんじゃなかろうか。いよいよ発売が近づくプレイステーション4用ソフト『新サクラ大戦』のテレビアニメが2020年に放送されることが明らかになった。
東京ゲームショウ2019にあわせて公開された情報によれば、アニメーション制作はサンジゲン、監督は『ソードアート・オンライン アリシゼーション』などの小野学氏とされている。
前シリーズでは、ゲーム第一作発売の翌年に『サクラ大戦 桜華絢爛』が全4巻のOVAでリリース。1999年に同じくOVAで『サクラ大戦 轟華絢爛』が全6巻でリリースのち、2000年に『サクラ大戦』が全25話のテレビシリーズとして放送された。
この時のテレビ放送は深夜ではなく、土曜日の17時30分からの放送。前作からのファンの中には、VHSで録画しつつ、時間にあわせてテレビにかじりついていたという思い出を持つ人も多いのではなかろうか。
前シリーズではOVAでゲーム本編では語られなかったサイドストーリーを中心に、テレビアニメではゲーム本編の内容を踏まえつつ、アニメ独自の解釈を加えるという形でシリーズが進行した。
その後の2002年に発売されたOVA『サクラ大戦 神崎すみれ 引退記念 す・み・れ』など、ゲームを軸にアニメを通して世界観が広がっていった作品だけに、早期のテレビアニメ化発表は、実に期待をさせてくれる。
当初、『新サクラ対戦』はキャラクターデザインについて賛否の声が上がっていたが、現在では新たな時代の『サクラ大戦』を多くのユーザーが受け入れているように思える。
前作からのファンにとっては、いわば青春ともいえる作品。単なる「ちょっとリメイクしてみました」ではなく、本気のシリーズなのだといよいよ確信し、期待が高まっているのではなかろうか。
(文=大居 候)
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